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あの日から一ヶ月がたったある日

私はやっと目が覚めた

傷口は塞がっていたためすぐに起き上がることが出来た

あたりを見回すと

見知らぬ部屋

体に繋がれた何本もの管

そして…


吃驚している女の子!

?「え、えっ?」

そりゃあ驚くよね!

一ヶ月も眠ってた人間が目が覚めた瞬間起き上がってたんだもん!

私だったら吃驚しすぎて気絶してそう!

?「ねぇさぁぁぁあああん!?」

うん!

いきなり叫ぶから鼓膜が破れそうだった!

?「そんなに叫ばなくても聞こえるわよ?あら!起きたのね!」

また新しい人が来た

?「姉さん!この子ったら目が覚めた瞬間起き上がったの!」

それはごめんなさい

?「まぁ!しっかり寝ててね!傷口は塞がってるけど、安静にしておかないと!あ、お腹が空いてるかしら?」

瑠璃『え?あ、はい。』

?「ちょうどおやつの時間だから一緒に食べましょう!あ、自己紹介もしないとね。私は胡蝶カナエです。こっちは…」

?「妹の胡蝶しのぶ。」

瑠璃『あ、私は追い出されたので名前はないです。誕生日は2月24日の10歳です。』

しのぶ「誕生日一緒じゃない!歳も同じ!」

そう!

奇跡が起こったの!

しのぶと同い年!

ちなみに今ではしのぶの双子の妹だよ!

追い出されたことについては察してくれたのか、問い詰めることはしなかった

胡蝶家に保護された私は無事(?)胡蝶かなのとして過ごすこととなりました!

蝶屋敷では、ご飯をよく作っているよ!

今では、アオイ、すみ、きよ、なほ、と一緒に仲良く作ってます!(最期のご飯が選べるのなら、この四人のご飯がいいな!ってぐらい美味しいよ!)

実の姉から貰った誕生日プレゼントの羽織は破けているところもあったけど、器用なしのぶが縫ってくれてたの!

しのぶはツンデレで可愛い!

だから、自然と元家族のことは忘れていった…

兄と会うまでは…

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作者名:霧幻菖蒲 | 作成日時:2020年11月1日 18時

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