参話 ページ4
猫空side
猫空『はい！今度来てみてください！』
お館様「猫空がいいなら、皆で行ってきたらどうかな？」
猫空『え？』
今？
ドコニ？
ワタシノイエ？
キキマチガイダヨネ？
？「御意。」
ホントウダッタネー…
え？
と、言うことで何故か来ることになった
.
しばらく歩いて神社のある、山の入り口に来た
あ、ここに来るまでに皆さんの自己紹介を
してもらった
無一郎「君さ。本物の死神なんじゃないの？」
……会ったことありますっけ
猫空『え？』
無一郎「ここ、呪山だよね。」
猫空『呪山じゃないですよ？』
本当は、占山 ｳﾗﾅｲﾔﾏ
だんだんと呼び方が変わってるだけ
実は今流れている噂は私が流した
ここは元々、
自分の寿命を確かめるためにある山だった
当時化け猫だった私は
未來神社の巫女として寿命を占っていた
その頃は山の中に村があり人々で賑わっていた
だが、村に疫病が流行り…
人々は死んでいった
その日から私は死神となった
死んでしまった村の人たちの魂を天国へと
きちんと導いてあげられるように…………
しのぶ「あの噂の呪山？」
え？皆知ってるパターン？
無一郎「うん。頂上に神社があって、そこに誰かが住んでるんだって。」
住んでるのも知られてる…
宇髄「でも、猫空が違うって言ってたぜ？」
言いました
だってここは占山だから
いつまでたっても変わらない、変えられない
無一郎「じゃあ、化け猫？」
猫空『化け猫？』
知ってんの？
杏寿郎「時透少年！それはどういうことだ!?」
無一郎「呪山には「神社の守り神」「呪山の巫女」「幽霊」「妖怪」「悪魔」「呪いの神」「殺し屋」「死神様」「化け物」「化け猫」「鬼」と言われる子どもが住んでるって噂がある。」
うわー
めっちゃ詳しーい
蜜璃「でも、死神様が住んでいる呪山の神社にある猫の置物に殺したい人の持ち物を置いておくと次の日…みたいな噂は聞いたことがあるわね！」
この子…
昔、来なかったっけ？
黒髪の女の子だったけど…
猫空『私も呪山には何度も行ってますよ。』
しのぶ「え!?誰かいたんですか？」
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作者名：霧幻菖蒲 | 作成日時：2020年8月24日 8時
