参話 ページ4
天月side
しのぶ「ここは鬼殺隊の本部です。あなたは今から裁判を受けるのですよ。竈門炭治郎君。」
あれ?しのねぇはエスパー?
そんなことを考え、心の中で少し笑っている
めったに顔には出さないけれど…
煉獄「裁判の必要などないだろう!鬼を庇うなど明らかな対立違反!我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」
大きな声が響き渡る
お館様の体調に影響しなければいいな
天元「ならば俺が派手に頸を斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ。」
血の後片付け、誰がするの?
甘露寺「(えぇぇ…こんな可愛い子を殺してしまうなんて。胸が痛むわ。苦しいわ。)」
そんなに可愛い子なんだ…
目が見えればいいのに
あの父親のせいだ…
いや、考えたって仕方がない
悲鳴嶼「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ。可哀想に。生まれて来たこと自体が可哀想だ。」
私もそうなのかな…
時透「(何だっけ。あの雲の形。何て言うんだっけ。)」
今日の雲はうろこ雲だって天にぃが言ってたな
悲鳴嶼「殺してやろう。」
煉獄「うむ。」
天元「そうだな。派手にな。」
毒なら持ってるけど…
いるかな?
炭治郎「(禰豆子!!禰豆子どこだ。禰豆子。禰豆子。善逸。伊之助。村田さん!!)」
この人は警戒心が無いのかな
鬼の子の名前は禰豆子
善逸?と、伊之助?なら…
我妻隊士と嘴平隊士のことかな?
えーっと……
そうだ、
蝶屋敷で休んでるあの個性あふれる人たちだ
伊黒「そんなことより、冨岡はどうするのかね。」
炭治郎「!?」
伊黒「拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分する。どう責任を取らせる。どんな目にあわせてやろうか。」
甘露寺「(伊黒さん。相変わらずネチネチして蛇みたい。しつこくて素敵。冨岡さん、離れた所に一人ぼっち。可愛い。天月ちゃん、宇髄さんにくっついてるわ!天使ね!)」
甘露寺さんと伊黒さん、付き合っちゃえばいいのに
お互い好きなんだからさ?
二人で話してるときの心臓の音ったら五月蝿い
五月蝿すぎて話が聞こえない
しのぶ「まぁ、いいじゃないですか。大人しくついて来てくれましたし。処罰は後で考えましょう。それよりも私は坊やの方から話を聞きたいですよ。」
私は見えない目でしのねぇが言う
坊や、少年と呼ばれる人の方を向いた
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←弐話
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霧幻菖蒲 - ありがとうございます!リクエストがあれば何でも言ってください! (2020年7月6日 8時) (レス) id: 79ed4664ae (このIDを非表示/違反報告)
銀時 - 続き楽しみにしてまーす!頑張ってください! (2020年7月1日 19時) (レス) id: 6c694a1b22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霧幻菖蒲 | 作成日時:2020年6月24日 15時