リッチ警官キャッシュ！〜3〜

番外編〜同期４人で〜 ページ39

フラン「窃盗！？でも、防犯対策はしっかりしてたんじゃ…」

仲居「はい…。私がお客さまのお部屋の掃除をしていたときに部屋が荒らされていて…。ほかのお客さまのお部屋も同じような状態だったんです。お客さまのお泊まりになっているお部屋には部屋を使うお客さま以外入れないはずなんですが…。」

ヤマト「ほかの仲居さんとかもそのフロアには入れないんですか？」

仲居「はい。ですので、お食事のご用意する場所もお部屋ではなく、お食事処でご用意させていただいているのですが…。」

キャッシュ「じゃあ、もしかすると犯人がこの客の中にいる可能性もあるってことだな。」

仲居「あ、すみません…お客さまにこのようなお話しを…。窃盗に関してはこちらでしっかりと対処いたしますので…」

セツカ「…どうする？」

フラン「せっかくの休暇だけどほっとくわけにもいかないわ。」

ヤマト「ま、これも旅行のイベントってことで。」

キャッシュ「決まりだなw」

セツカ「仲居さん、その事件私たちに任せてください。」

キャッシュ「オレたちはドンヨーク警察の警官だからな。」

仲居「ほ、本当ですか…！せっかくの休暇ですよね…？」

フラン「事件が起きたら解決するのが警察官の役目です。」

ユカリ「あ、ありがとうございます…！あ、私は仲居のユカリと言います！よろしくお願いします！」

ヤマト「でも、その前にオレらの部屋の被害見とかないとヤバくない？」

キャッシュ「いや、オレらの部屋はオレとセツカしか絶対解けない鍵かけといたから大丈夫だ。」

フラン「いつの間に…でも壊されてるかもしれないわよ？」

キャッシュ「絶対に壊れねーよ。ダイヤモンドでできてんだ。」

セツカ「私、知らなかったんだけど。というより、聞かされてないから解けないと思うんだけど。」

キャッシュ「謎解きになってるんだ。セツカなら解けると思うぜ。」

ヤマト「ま、なら安心だな。じゃ、取りあえず聞きこみを…」

キャッシュ「いや、もう検討はついてる。」

フラン「え？」

キャッシュ「セツカも、もう気づいてるよな?」

セツカ「うん。けど、どうやって証拠を集める?」

キャッシュ「それはオレに考えがある。みんな協力よろしくな！」

〜〜夕食時間〜〜
フラン「わぁ、すごく豪華ね。」

ヤマト「うまそ〜！」

セツカ「こ、こんな食べれるのかな…。」

キャッシュ「ま、みんなで分ければ大丈夫だろ。」


??「……。」ﾀｯ

〜〜
ｷｨｯ

??「……。」

ﾊﾟﾁｯ

??「！？」

セツカ「犯人は、やっぱりあなただったんですね。」

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