リッチ警官キャッシュ！～3～ (ページ30)

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第109話ページ30

ぼくは新人警官のマルメン。今日は１人で潜入捜査です。潜入捜査とは警察が身分を隠して犯人のアジトに潜り込むこと。バレると犯人に逃げられ、自分の身も危険になる…。

マルメン「うまく一般人になりすまして、犯人にバレないようにしなきゃ…！行くぞ！」

～ダンスクラブパンク・パンク～
ﾜｲﾜｲｷｬｰｶﾞﾔｶﾞﾔ

女性1「イエ～イ☆」

男性1「イケイケ～！」

女性2「ねぇ、見てよ、あそこの人～。」

マルメン「い、え～い…。」ｶﾞﾁｶﾞﾁ

女性2「ガチガチじゃん、ウケる～！」ｷｬﾊﾊﾊ

マルメン「(は、はずかしーっ！でも、事件解決のためだ…！)」

～～
ポンド「盗品を高値で売りつける闇取引が行われている。潜入して、取引の証拠を見つけてこい！」

マルメン「了解です！…って、あれ？キャッシュさんとセツカさんは？セツカさんは最近見かけませんが…。」

ポンド「セツカは元々の部署での捜査があるらしい。キャッシュはサボりだ！まったく、いつもいつも…！」
～～

マルメン「…やっぱり、1人だと不安だなぁ。こんなとこ初めてだし…。」

女性3「あっちにスゴいDJが2人いるらしいよ！」

女性4「お金持っててマジリッチなんだって！」

女性2「歌ってる人もプロ並みにうまいらしいよ！」

マルメン「お金…？」

キャッシュ「みんな～！リッチに盛り上がってくれて、ありがとな～！」

女性1「サイコ～っ！」

男性1「超リッチだったよー！」

マルメン「(キャ、キャッシュさん～！？)」

ヤマト「さっすがキャッシュ～、アレンジめっちゃ良かったよん。」

キャッシュ「ヤマトも盛り上げうまくておもしろかったぜ。」

セツカ「2人ともお疲れ様。」

ヤマト「セツカちゃんも、さすがの歌唱力だったよん！」

セツカ「ありがとう。」

キャッシュ「…あれ？新人くんじゃん。」

マルメン「キャッシュさん、ここでなにして…！」

キャッシュ「てか、なんだよ、その服…。」

ヤマト「つっこむなよ、キャッシュ…！」

キャッシュ「超ダセェ～！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

ヤマト「クラブにその服…！まじオモロォ～！」ﾋｰ

セツカ「そんな服、どこで売ってたの？」ｷｮﾄﾝ

マルメン「なっ！(キャッシュさんはともかく、この人は誰だ！？キャッシュさんの知り合い！？)」

マルメン「ぼくは潜入捜査を…！」

キャッシュ「ストップ新人くん。ちょっと裏行こうか。」

ヤマト「オレが案内するよん。」

マルメン「？？？」