リッチ警官キャッシュ！～3～ (ページ29)

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第108話ページ29

マルク「ありがと、ポルカ♡う～ん。本物は一段と美しい…。」

ﾓｿﾞﾃﾞﾝ

マルク「イヤァァー！！」

マルメン「捨てたーっ！？」

セツカ「あ、念のために仕込んでおいた虫のオモチャ。昔から苦手だったよね、虫。」

マルク「セツカ…、きみってヤツは…！」

ポルカ「マルクサマ！ジカンナイ！」

マルク「そうだった…！今日はもう閉園だよ！」

キャッシュ「待て！」

マルク「名画はあきらめるけど、きみにボクは捕まえられないよ…、…って、え！？なにこれ！？」

キャッシュ「道路を閉鎖するために、タクシーを200台呼んだんだ。これでもう逃げられねーぜ。」

マルク「まさか、ここまでやってるなんてね…。」

キャッシュ「どんなときも全力で金を使う。オレはいつもそうだっただろ？金の重みを知れ、怪盗マルク！」

マルク「残念だけどそれはムリだよ。タイムオーバーだ。」

ﾄﾞﾝ

マルメン「なっ！？プロペラ機！？」

マルク「自動運転でこの時間に来るように、設定しておいたのさ！」ｼｭﾀｯ

マルク「ボクのエレガントなショーは最高だったでしょ？宝は次の機会にとっておくよ！それでは、またの公演をお楽しみにね～っ！」

キャッシュ「くそ、アイツ…！」

セツカ「逃がしちゃったね…。」

マルメン「でも、名画は無事取り返したんです。今日はそれで良かったと思いましょう！」

キャッシュ「…あぁ、そうだな…。」

～～
ﾌﾞﾛﾛﾛ

ｰｰ
“負けっぱなしはオレのプライドがゆるさねぇ！”
ｰｰ

マルク「今回は引き分けかな…。」

マルク「次はエレガントに盗んでみせるよ…、キャッシュ！」

～～
キャッシュ「アイツだけはゆるさん…！次はぜってーに捕まえてやるぜ…！」

マルメン「あはは…。」

セツカ「いつもそれぐらい真面目にやってくれれば良いんだけどね…。」