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鼓の屋敷 炭治郎side ページ7

ポン、という音と同時に1人の男性が落ちて来た。


「大丈夫ですか!?しっかり…!」

傷が深い。これは…、!何を考えているんだ!!この人はまだ息をしているじゃないか!まだ、まだ助かる!、!

「あ…あ…出られ…たの…に…。外に…出ら…れた…のに…。し…ぬ…のか…?俺…しぬ…の…か」


そう言った男性はもう息をしていなかった。それに外に出られたと言っていたが捕まえられていたのか?酷い、酷すぎる!!


そしてまたポンと言う音が聞こえたと思ったら今度は「グォォォォォ」という唸り声の様な雄叫びの様な声が聞こえた。


あぁ…しんでしまった。痛かっただろう、苦しかっただろう。


「に、兄ちゃんじゃない…兄ちゃんは柿色の着物を着てる…」

!そうか何人も捕まっていたんだ。だったら尚更早く助けに行かないと!!


戻ったら必ず埋葬します…。すみません…すみません…。



「よし、善逸!!行こう!」

「」ブンブン

「…」

「…」

「そうか、わかった」

「ヒャーッ何だよォー!!なんでそんな般若みたいな顔すんだよォー!行くよォーッ!!」

「無理強いするつもりはない」

「行くよォーッ!!」

全く善逸は。もし弟達だったらついてくるだろうか。俺がもっと早く帰っていれば…っ!あぁ、駄目だまた考えてしまう。だけど本当に早く帰っていれば禰豆子も鬼にはなっていないんだ…。なぁ、禰豆子。ん?禰豆子??あぁ、そうだ!


「もしもの時のためにこの箱を置いておく。何かあっても2人を守ってくれるから。それに御守りは持っているか?中には悪い奴らから守ってくれる神様がいるんだ。だから安心したしてそこで待っていてくれ」

「よし!行くぞ、善逸!」

「うぅうう」















「炭治郎。なぁ炭治郎。守ってくれるよな?俺を守ってくれるよな?」プルプル

「…善逸。ちょっと申し訳ないが前の戦いで俺は肋と脚が折れている。まだ完治していない。だから「えええーッ!!!何折ってんだよ骨折るんじゃないの骨折れてる炭治郎じゃ俺を守りきれないぜししししんでしまうぞ!!!」」

「ヒャッ!どうすんだどうすんだ。しぬよこれしぬしぬしぬしぬヒィーーッ!!!!骨折してるなんて酷いあんまりだぞ!!しんだよ俺!!九分九厘しんだ!!」

「善逸、静かにするんだ。お前は大丈夫だ。」

「気休めはよせよォーっ!!

「違うんだ、俺にはわかる善逸は…


  駄目だ!!!」


「ギャーッ!!!?!」

だからって置いて来ないで… 炭治郎side→←2人の兄妹 炭治郎side



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- 禰󠄀豆子がてる子になってます💦…が、とても良かったです!更新頑張って下さい✊ (2021年11月6日 17時) (レス) @page11 id: 317a966a03 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白っかたです!早く続きが読みたいです (2021年10月4日 18時) (レス) @page11 id: 0d42b433ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピアろ | 作成日時:2020年11月15日 9時

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