藤の花の御守り。 ページ4
『そうですね…。この辺は余り詳しくないのですが、君達のお家の周りには何か目立つ様な建物などありますか?』
「あっ、近くにお饅頭屋さんがあるよ」
「あそこのお饅頭おいしいんだよ!」
「わたし、あのおまんじゅう大好きなんだ!」
『ふふ、そんなに美味しいお饅頭屋さんがあるんですか!それは食べてみたいですね』
「あそこのおまんじゅうとってもおいしいからおねえさんにもたべてほしい!!」
歩きながら話を聞くと、どうやらこの子達の家の近くに美味しいお饅頭屋さんがあるらしい。是非とも行きたいですね。
そこから色んな話をした。
名前を聞いてみたら、清くん、正一くんそして、てる子ちゃんだと言うことがわかり、3人がとても仲の良い兄弟だとと言う事が良く伝わった。
そしてずっと歩いているとこの子達の家に着いた。
清「あ、お姉さん着きました!」
正一「本当だ!てる子、着いたぞ!」
てる子「やったね!お兄ちゃん!お姉ちゃん、ありがとう!」
『ふふ、どういたしまして。あぁ、そうだ。君達に渡したいものがあります。』
そう言って私は3人に藤の花の御守りを渡した。清くんは稀血だし、しかも藤の花を持っていないとなると大変だ。それに藤の花は稀血では無くても鬼に効く為正一くんや、てる子ちゃんも持っているだけで効果が出るだろう。
『これは御守りです。この中には神様が入っていて、いつでも君達を守ってくれるでしょう。』
と、少々嘘を入れたが清くん達は喜び、笑っていた。そして帰ろうとするとどうやらお饅頭を買ってくれるらしい。とても優しい子達だ。でも私は帰らないといけないから。と、言ってまた今度会った時に買ってもらうことにした。
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タイトルが 藤の花の御守り。 なのに渡すのをすっかり忘れていました…。
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鬼 - 禰󠄀豆子がてる子になってます💦…が、とても良かったです!更新頑張って下さい✊ (2021年11月6日 17時) (レス) @page11 id: 317a966a03 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 面白っかたです!早く続きが読みたいです (2021年10月4日 18時) (レス) @page11 id: 0d42b433ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピアろ | 作成日時:2020年11月15日 9時