#6 ぬくもりの先に /赤side ページ6
3daysの中日が終わって、ホテルに帰ってきたら部屋に神ちゃんが来た。
そこで、俺が寝れてないことにふれてくる。
もう、隠しきれんくなっちゃった。
やって、神ちゃんに聞かれんねんで!
反論のしようがなかったわ!
『神ちゃんごめんな。俺も、なんで寝れんのか分からんのよ。けど、頭のどっかで気になることはあるんやと思う。』
「それなくなったら、寝れるようになる?」
『多分!ごめんな、心配かけちゃって!でも大丈夫やで!俺元気やし!ほら、楽屋とかで寝る時もあるやん!メンバーの声聞いてたら落ち着くからさ!』
「…メンバーの声、落ち着くん?うるさーて逆に寝られへんやろ?」
『うーん。けど、なんでか落ち着くねんなぁ〜』
これはほんまやで!メンバーの声って俺にとっては安心材料らしい!
「わかった」
あ!良かった!
神ちゃんわかってくれたみたいや!
「ほんなら、今日から俺がしげと寝る。」
…ん?……え、えーーー!!!
『神ちゃん?!何言うてんの?!お、俺と寝る!?』
「おん。」
『いやいやいや!意味わからん!てか、いくらダブルベッドでもさすがに男ふたりはキツイって!』
「大丈夫やろ。楽屋で寝る時もよーくっついてんねんから!」
…ソウデスヨネ…。
『俺心配なんよ。重がちゃんと寝れてないなんて、グループとしても重大案件やと思うねん!しげがぐっすり寝れるように、俺に出来ることしたいんよ!』
「ありがとう神ちゃん。その気持ちは嬉しいよ!けど、さすがに一緒に寝るのは…」
恥ずかしいのがひとつと、
俺がショートスリーパーやってバレてまうのがひとつ。
なんとか神ちゃんを納得させようとすんねんけど…、あかんわ。俺には神ちゃんに言い返すだけの力を持ってへん!
『じゃぁ、今日だけな。』
「おん!!」
これで、俺が何をどう頑張っても寝られへんのがバレてまうかもしらん。
けど。そうなったらなったや!
俺は、神ちゃんと同じベッドで寝ることを許した。
「しげ。おいで!」
寝る準備をして、2人で同じベッドに入る。
布団をかければ、すぐに神ちゃんに引き寄せられた。
うわ//なんか変な感じ!むっちゃドキドキすんねんけど!
これ、別の理由で寝れそうにないやん!
「しげ。ひとつだけ約束。もし、いっつもみたいに早く目が覚めても、俺が起きるまでは起きたらアカンよ。」
『…う、うん。わかった。』
「よし。おやすみ、しげ。」
『おやすみ。神ちゃん。』
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キリアイ(プロフ) - たまごんさん» たまごんさん!あたたかいコメントありがとうございます!レスが遅くなりすみません。ゆっくりペースではありますが、赤緑コンビが幸せになる日に向かって進めていきたいと思ってます。これからも、よろしくお願いします! (2021年1月9日 12時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - 更新されるの楽しみに待ってました!緑さんの心境を思い、一緒にモヤモヤキュンキュンしております♪これからも応援しておりますので、無理だけはされぬようマイペースに頑張ってください!! (2021年1月3日 20時) (レス) id: 8794961631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キリアイ | 作成日時:2020年11月27日 23時