#36 ★ ページ36
え、待ってや。
これどうゆう状況？
―チクッ―
撮影から楽屋に戻ったら、1つのソファの上でくっついている男4人。
その光景に携帯を向ける奴が1人と、
俺の後の撮影準備をしとる奴が1人…。
「なにこれ」
橙「あ、もんちおかえりぃ〜！」
「なぁ照史……これなに？」
橙「ｸｸｸ！おもろかったで！急に、誰が1番安眠できるでしょうゲームが始まってさ！」
「なんじゃそのゲーム」
―イラッ―
橙「簡単に言うたら、しげを眠らせたら勝ちのゲームやなww」
「で、なんでそのゲームで流星と望が寝てんの？」
紫「最初に望が行ってんけど、しげより先に開始5分で望が寝てもうてww 次に行った流星は2分やったなww」
橙「で、今が淳太くんの番ww」
大方のあらすじを話した照史は撮影に向かった。俺はもう一度ソファに目をやる。
淳太は並んで座るしげの頭を自分の胸にあててて、ゆっくりトントンしてる。
淳太がこちらに気づけば、しげを指さしながら ねたで！ と口パクした。
それを見て�陲舛磴鵑�2人で近くと、可愛らしい寝息が聞こえてきた。
え……。
ガチで寝てるやん。
―チクッ―
最近、誰と一緒でも寝れんかったんちゃうん？
―イラッ―
……淳太やったら、ええってことかなぁ……。
まぁ。しげ、淳太のこと大好きやもんなぁ…。
そうなってまうよなぁ……。
自分がしげを寝かせれたことにご満悦な笑顔を見せてくる淳太。
―チク―
………あかん。
なんか、気が狂いそうや……
この気持ち、やっぱり……。
「�陲舛磴鵝弔舛腓辰醗�み物買いに出てくるわ」
俺は、耐えれんくなって楽屋を出た。
ビルの屋上に行けば、柵の手前にあるベンチに座る。
はぁ〜〜
大きく長いため息が出た。
ずっと、しげのためだけを思ってた。
思ってた、はずやったんや…。
しげが安眠できるために、グループのみんなに協力してもらえるように声をかけたのは俺や。
けど、今はその状況がめちゃくちゃ嫌や。
腹が立ってしゃーないねん。
なんで俺んとこにおらんの？
なんで他の奴のところで寝れてんの？！
しげは……
俺のやのに……
違うやん。
俺、何言ってんねん。
しげは、俺のなんかやない。
あぁ、俺は…。
しげのこと、好きで好きで、
たまらんくなってるんや……。
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キリアイ(プロフ) - たまごんさん» たまごんさん！あたたかいコメントありがとうございます！レスが遅くなりすみません。ゆっくりペースではありますが、赤緑コンビが幸せになる日に向かって進めていきたいと思ってます。これからも、よろしくお願いします！ (2021年1月9日 12時) (
レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - 更新されるの楽しみに待ってました！緑さんの心境を思い、一緒にモヤモヤキュンキュンしております♪これからも応援しておりますので、無理だけはされぬようマイペースに頑張ってください！！ (2021年1月3日 20時) (レス) id: 8794961631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリアイ | 作成日時：2020年11月27日 23時
