�� [完] 追記あり ページ33
「なんでぇよ！別に驚かんやろ。俺らなんとなくやけど付き合ってるみたいなもんやったし」
『はっ！？え、いつから！』
「えぇ〜、淳太くんが毎年俺へのチョコを準備し始めたくらいから？」
『はっ！？なんでそれを！！』
「ふふ。気づいてたよ。毎年この時期になったらちっちゃい箱をカバンに入れて、それを出しては入れ〜出しては入れ〜を繰り返してたし！その合間には俺の方見てたからもしかしてぇってな！
でもまぁ、一向に渡してくれんから、今年も貰われへんかったなぁが続いたんやけどさ！」
ｸｸｸｯ！っていつもの、照史の笑いが聞こえてくるけど、俺は全然笑われへん！
え、もしかして俺、めちゃくちゃ恥ずかしいことしてたんや…。
「けど焦ったわぁー！」
『な。なにがぁ！』
「さっきそのチョコ貰ったん？って聞いた時淳太否定せんかったやろ？それ、ほんまに好きな人に貰ったやつなんやと思ったら嫉妬と悔しさで感情爆発しそうやってん！
淳太くんが幸せになるならって思って気持ち伝えたのに淳太くん泣いちゃうしさ！もぉどうしてええんやらわからんくなったわ！」
『そんなん…しゃーないやん。ずっと言われへんかったんよ。伝えた後、気まずくなったらいややな、とか…色々考えちゃって…。
けど、頑張って言おうと思ったのに照史は勘違いして幸せになれとか言われてさ…。あぁ、照史のそばにおる未来はないんやなぁって思ったら…つらくなった…。』
あかん。思い出したらまた泣きそうや。
「ん。ごめんやで。」
さっきの豪快な笑顔とはちがって、今度は優しい笑顔で、また俺の体を抱きしめる。
「淳太くん…」
『はい…』
「それ、もっかい渡してもろうてもいい？」
『…うん……。照史…。好きです。これ、受け取ってください。』
「ふふ。ありがとう！淳太くん、俺と付き合ってくれますか？」
『！！////はい/////』
「愛してるよ。」
そう言った言葉のすぐ後、頬を撫でられたままに2人の唇が重なった。
Fin
――――――――――
作者より
今回の作品の続編をR指定で描き始めてしまいました。興味のある方は作者の作品一覧よりお越しください。(年齢制限は守ってご覧下さい。)
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マロン(プロフ) - キリアイさん» はーい (2021年3月15日 8時) (
レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - マロンさん» マロン様、いつもありがとうございます！赤橙作品を更新していますのでご覧ください！また、�い婆磴辰討い覯�橙のリクエストですが、今回と展開が同じなので、期間を空けて書こうと思いますので、暫くお待ちくださいね。 (2021年3月14日 21時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - (名前)リーヌさん» リーヌ様、遅くなりましたが、リクエスト作品を更新させていただきました。お時間ある時に覗いてやってください！黄桃の初カプ作品となりました。イメージにあっていれば良いのですが…(--;) (2021年3月14日 10時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - (名前ユキさん» ユキ様、お待たせいたしました。頂いたリクエスト作品を新しいところでupしていますので、お時間ある時にのぞいてみてくださいね！ (2021年3月6日 18時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
ナナイロ(プロフ) - 私はかみしげが大好きです！夫婦みたいな、双子みたいな距離感や何も言わなくてもわかりあえているところが大好きです！なので、かみしげの話を書いてほしいです！！ (2021年3月6日 18時) (レス) id: e8246d4427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリアイ | 作成日時：2021年1月1日 17時
