�◆疾津蹐両豺� ページ24
青桃の場合
「青」『桃』
桃side
∞∞∞
早く迎えにこんかなぁ。。。
なんて、ありもしないことを考えた。ここにおることを言うてなければ、今日会う予定も無い。そんな都合よく迎えに来るはずないやん。
妄想がすぎるわ。
なのに……。
うちの天然さんは、そんな変な妄想を軽く越えてくる。
「あ。やっぱり望や。なにしてんの？」
は？
『それ、こっちのセリフなんやけど。』
急に現れた流星。俺の恋人。なんでおんの？
「んー？この雨で仕事1個飛んでん。やから望に会いたいなぁって家行ったのにおらんし、マネに電話したらとうに終わってる言うし。」
『…連絡すればええやん。』
「ん？俺したで？」
『……来てないけど。』
なんの通知も来ていない携帯画面を相手に見せれば、あれっ？なんて言って携帯をポケットから取り出した。
「あ！ほんまや。打ったあと送信してなかったわ。」
『アホなん？』
「ハハッwwまぁええやん。会えたんやし。」
『…………。』
「…望。帰ろ。」
『…いやや。』
「なんで？ずっとここにおったら風邪ひいてまうやろ。」
『大丈夫やもん。』
「でもびしょ濡れやんか。何があったんよ。」
『別に。流星には関係ないやろ。』
分かってる。今の俺は、流星のことを困らしてるだけやって。あと、可愛げがないってことも…。
本当なら見つけてくれた時点で、ありがとう！とか、大好き！とか、素直に言えたらええんやろうけど、あいにく流星への俺の対応はいつも塩対応や。
ほんま…かわいくない。
こんなんやったら、俺、嫌われてまうよな…。
わかった。
彼がそう言ったから、置いて帰られるんや、って思った。また、寒くて薄暗い中で1人になるんやって。なのに、目の前にいた流星は、俺の隣へと座った。
……なんで？
『……なにしてんの流星。』
「んー？」
『寒いねんからはよ帰りぃや。』
「望は？」
『俺はまだ帰らへん。』
「なら俺もおるよ。」
『なんで？』
「ん？望とおりたいから。」
『アホちゃう。…風邪ひくで』
「それ、俺のセリフなんやけどw」
『俺は大丈夫やもん。』
「はいはい。」
急に会話が途切れた。
どうしよう。どうすればいい？
『流星』
「望」
声が被った。
『なに？』
「望は？なに？」
『…いや、流星から言うてや。』
「あー、うん。やっぱ帰らへん？寒すぎて俺無理やわ 」
『……帰ればええやん。』
→
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キリアイ(プロフ) - ゆいさん» リクエストありがとうございます！青桃バージョンですね！構成ができそうなので書きますね！少しお時間頂きますのでお待ちください！ (2021年11月1日 23時) (
レス) @page23 id: c611dfe356 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - もう遅いかもしれませんが…孤独な雨、青さんの場合も読みたいです！ (2021年10月31日 15時) (レス) @page16 id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン黄橙(プロフ) - 孤独な雨紫希望です！！ (2021年10月28日 19時) (レス) @page16 id: 0cd046be96 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 孤独な雨緑さん希望です🙇♂️ (2021年10月28日 12時) (レス) @page16 id: 37b1268e5c (このIDを非表示/違反報告)
えん - 孤独な雨は赤さんが良いです！ (2021年10月28日 6時) (レス) id: dbc7bedb17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリアイ | 作成日時：2021年6月20日 9時
