紫黄ージメジメした日 ページ13
「紫」『黄』
黄side
――――――――
完全なる梅雨。
毎日降る雨に憂鬱になる。
降るだけならええねん。
外に出んかったらええだけやから。
けどさ、この時期の雨は湿度も一緒に連れてくるやろ？
ジメジメした空気に、ベタベタする体。
近所のコンビニに行くだけやのにこのありさまや。
きもちわるぅてしゃーないから、帰ったら即効シャワーを浴びる。
スッキリして出てきたはずやのに、部屋の湿度にやられてまたもにじみ出る汗でベタつく体。
気持ち悪い。
「ただいま〜」
『おかえり、はまちゃーん』
「ん。ただいま、淳太。」
帰って来たばかりの�陲舛磴鵑�、そのままの流れで俺の前で体を屈める。
-ﾁｭ……ｽﾝｽﾝ-
『ﾝｯ…なにしてんの』
キスの流れで首元を嗅がれ、擽ったくて体を離した。
「………シャワー、浴びてるやんなぁ？」
『さっき浴びたけど？』
「香水は？」
『つけるわけないやん。なんやの。』
「淳太の匂いする。」
『………なにそれ。』
「ん？………なんか、時々あるんよなぁ。部屋の空気が淳太の匂いするなぁって時！」
『!!!…なんやそれ！//////』
「んー？嘘ちゃうでぇ？あぁ、でもいっつもやないんよなぁ。。。
あ、そうそう！今日みたいにジメジメした日ぃとか！湿度で空気こもってるからかな！」
『////なんなんそれ！アホちゃう！？』
「えぇ、そーかなぁ。俺は割と好きやけどなぁ！淳太がそばにおるなぁ！って感じれるから！」
そんな言葉を言い残して、�陲舛磴鵑詫畆爾悗半辰┐討い辰拭�
ジメジメした日も、悪くないのかもしれない。
Fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キリアイ(プロフ) - ゆいさん» リクエストありがとうございます！青桃バージョンですね！構成ができそうなので書きますね！少しお時間頂きますのでお待ちください！ (2021年11月1日 23時) (
レス) @page23 id: c611dfe356 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - もう遅いかもしれませんが…孤独な雨、青さんの場合も読みたいです！ (2021年10月31日 15時) (レス) @page16 id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン黄橙(プロフ) - 孤独な雨紫希望です！！ (2021年10月28日 19時) (レス) @page16 id: 0cd046be96 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 孤独な雨緑さん希望です🙇♂️ (2021年10月28日 12時) (レス) @page16 id: 37b1268e5c (このIDを非表示/違反報告)
えん - 孤独な雨は赤さんが良いです！ (2021年10月28日 6時) (レス) id: dbc7bedb17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キリアイ | 作成日時：2021年6月20日 9時
