透明３５ ページ36
暫くの間、何事も無く
生徒会の数人との関係も良好
僕の精神状態も安定していた
そうこうしているうちに夏になった
でも僕達のいる空間はというと
『涼しいな…』
tn「何とか生きて仕事できるわ…」
エアコンの効いた部屋だ
今は生徒会の仕事の手伝い中
因みに学校ではなくて…
gr「アイス食うか？」
グルッペンの家
学校でやるには暑すぎるし
他の会ったことのない生徒会員が
来るかもしれない空間で
手伝うのは僕も嫌だから…ということらしい
配慮…ありがたいけど
少しは人と関わってもいい
と最近思ってることは言わない
因みにグルッペンの家はデカい
流石は某有名政治家の御曹司
あんまりいいイメージはないけど
グルッペンも嫌がってるようで
グルッペンの部屋は金持ち感のない
シンプルな部屋だった
tn「『食べる』」
同時に即答すれば
ピ○を放って投げられた
『あ、星型だ』
gr「知ってるか？ピ○の星型は２２箱買えば一個出てくる確率らしいぞ」
tn「因みにハート型は３３箱買えば一個出る確率やで」
『何でそんなこと知ってんだよ…○ノ大好きか』
３人でピ○を食べ終わったあと
生徒会の仕事を再開した
時々何でこんなのが生徒会に回ってくる…
と言った資料もあったが
口出しはしないでおこう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
1時間ほどしてから
静かな部屋にインターホンの音が響いた
「少し出てくる」といいグルッペンが行った
その後…
os「初めまして、俺はオスマン。生徒会役員やで」
目の前には糸目の男子生徒
遠目から見たことがあった
グルッペンとトントンと共に歩いている男
グルッペンとトントンを見れば
オスマンの後ろから
僕に向かって手を合わせている
すごく申し訳なさそうだが…
『冬野A…よろしく』
まぁこれが精一杯
初対面でこんなふうに挨拶したのは
久しぶりかもしれない
os「え…と、透君じゃないんか…？」
『…Aでいいよ』
と言った瞬間
突然、本で背中を叩かれた
gr「お前…成長したやんか！」
tn「俺…めっちゃ嬉しいわぁ…」
隣でニカッと笑うグルッペンと
涙ぐむトントン…何で涙ぐむのか
『な、なんだよ……少しくらいなら…お前らの友達なら…大丈夫かと思って…』
os「…Aちゃんって呼んでもええ？」
『う…うん』
少し躊躇いそうになったけど
これも慣れるため…
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志麻セン寄りのcrew - いえいえお役にたてたなら良かったです！！ (2019年6月13日 7時) (
レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - 志麻セン寄りのcrewさん» はっ！間違ってました！教えていただき、ありがとうございます！！う (2019年6月13日 7時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - 透明0男は僕にいつも処理させられたなんですけど僕は男にいつも処理させられたじゃないですか？ (2019年6月13日 7時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他2人 | 作成日時：2019年6月3日 3時
