自己紹介(続き) ページ8
「……次は俺が。浦佐 ミハル、そこの彼───清洲 リュウジ君と同じ中学生です。……地下格納庫に収められていたE4が何故先程の戦闘で使われたのか、聞きたいことが山ほどあるとは思うんですが、恐らくかなり長くなるので後で話します。……良いですか、出水さん」
ミハルは軽く自己紹介を済ませ、それから出水にそう問い訪ねると、出水はこくりと頷く。安堵を含んだ表情で小さく微笑むと、今度は目線をカイジにやる。
「ん、俺？えー……浦佐 カイジ、20歳で機械エンジニアやってます。……超進化研究所の事は、両親から聞かされていました。まぁ、聞かされたと言っても二人が亡くなった後に知ったんですがね」
亡くなった後に知ったのに、何故「聞かされた」とカイジは言ったのか。それはミハルが後に出水に話す事と大きく関係している。
「次は俺かな。浦佐 シオン、シオリ姉ちゃんとは一卵性の双子で……」
『……えっと、こう見えて小さい方のボクが姉で、』
「俺が弟です」
「……確かによく見れば似ているな。」
アキタは二人の顔を見比べてぽつりと呟いた。
身体が小学生の頃から成長しないシオリと、成長期真っ只中のシオンは、小学生の頃まではとてもよく似た姉弟だった。しかし成長するにつれてシオンの顔付きは段々と男らしくなり、よく見ないと似ているとはあまり言えなくなってしまった。
「あ、それから俺も両親から此処について聞かされています。勿論、シンカリオンの事も」
「まぁ五年前以前の事くらいしか詳しく知らないんですがね」と小さく苦笑する。
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ゆっきー(プロフ) - とまさんさん» 感想ありがとうございます！文字書きが好きであっても、文系が苦手であるが故に文書にあまり自信がなかったのでとても励みになります…！ (2019年9月6日 15時) (
レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
とまさん(プロフ) - 文書や設定などがしっかりしており、そちらの面でも非常に勉強になりましたと共に読み応えのある文書だと感じました。まだ全てを読み終えていませんので、また読み終えたら詳しい感想を書かせて頂けたら幸いです。 (2019年9月6日 12時) (レス) id: 5e6944cfc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - かなとさん» あっ………続編移行したところでオリジナルフラグは新しく付いてしまうんですね……報告ありがとうございます！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月19日 21時) (レス) id: 1346ef8349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2019年8月19日 21時
