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「言ってなかったからね。……でも流石シオン兄さん、やっぱりその辺には詳しいね。あれこれあったからかな？
アメリカに行って、勉強して一年経った頃かな、向こうから声がかかって無理矢理引っ張られて。実は半分くらいはメリーランド……と言うかペンタゴンに居たんだ。軍人……うん、まぁそんな感じだよ、前線には出てないけど、不本意ながらね」
まぁ詳しい話は家に帰った後で、とシオンに言い話を戻す。
「……確かに三島さんの言う通り、数ヶ月前に何らかの要因で開いてしまったシステムの穴を埋め、防衛機能を付けたのは俺です。研究所の事を聞く前に、プログラミングの事について母からはよく学んでいましたし、そんな母が開発者の一人として携わっていたシンカリオンとこの施設の力になりたい、そう死後に聞いた後には一緒にやりたいと思いました。
だから、国を飛び越えて世界でも天才として謳われた母を超えるプログラマーになる為に留学をして、本気で勉強をしました」
でもやっていた事は……表情を歪ませながら言おうとしたミハルを、ヒビキはもうこれ以上は言わせないと結論を述べる。
「……私としては数ヶ月前に研究所全体を助けてくれた事も、浦佐さん御夫婦の願いもありますので、不正介入の件は目を瞑り、ミハル君には今すぐにでも研究開発部に来てもらいたいくらいなのですが。そして、カイジ君にも、シオン君にも」
「……へ、」
「俺達、も？」
ミハルと、突然話を振られたカイジとシオンは目を大きく見開く。
──────
国防、アメリカの場合だと『アメリカ合衆国国防総省』ですが行政機関の一つです。アメリカ軍の8つの組織の内の5つがこの傘下に入ってます。軍と捉えても同じようなものだと思います。
彼は元軍人で所謂裏方職に居ました。まぁ国防な時点でそうなんだけど。表に出て銃持って戦うなんてことはしてません、国防情報システム局は国家の防衛システムを作るような場所です。戦闘系じゃなくて技術系ですね。
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ゆっきー(プロフ) - とまさんさん» 感想ありがとうございます！文字書きが好きであっても、文系が苦手であるが故に文書にあまり自信がなかったのでとても励みになります…！ (2019年9月6日 15時) (
レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
とまさん(プロフ) - 文書や設定などがしっかりしており、そちらの面でも非常に勉強になりましたと共に読み応えのある文書だと感じました。まだ全てを読み終えていませんので、また読み終えたら詳しい感想を書かせて頂けたら幸いです。 (2019年9月6日 12時) (レス) id: 5e6944cfc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - かなとさん» あっ………続編移行したところでオリジナルフラグは新しく付いてしまうんですね……報告ありがとうございます！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月19日 21時) (レス) id: 1346ef8349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2019年8月19日 21時
