初めての超進化研究所 ページ2
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───新幹線超進化研究所・東日本指令室・大宮支部
地下のホームに、五つの新幹線が集った。
残りの一つ、E4はまた別で地下格納庫の方へ停車をした。
『……はぁ、逃げられたか』
Shinca片手に荷物を抱えて運転室から出てきたのは、そこに居た時からまた声を元に戻し、衣装もパイロットスーツからそれ以前の私服に戻ったシオリだった。鞄からスマホを取り出すといくつか通知が。それは全て他の兄弟達からのもので「超進化研究所で待ってて」といった内容であった。一つ返事をして、鞄にスマホを戻して車内から出る。
「お待ちしていました。浦佐さん、ですか？」
『おわっ』
車内から出ると、入口の前に立っていた一人の白衣を着た女性に声をかけられる。
『……あぁ、はいそうです。……あの、貴女は……？』
「三島 ヒビキです。ここで研究員をしています」
『あっ、ど、どうも……』
突然の事に肩を跳ねさせたシオリは、名前を伺って小さくお辞儀をする。……よく見れば、何処かで見た事がある。いつだっただろうか。
「指令室へご案内します。着いてきてください」
『あ、ありがとうございます』
地下格納庫から指令室まで案内してくれるとの事なので、シオリはヒビキの後ろを着いていく。
『あの、これから兄弟達もここに来る……と思うんですが』
「聞いています。ミハルさんという方から連絡を受けまして」
『……ミハルが……？』
超進化研究所内部に入るには、職員・関係者に配布される、シンカリオンを動かす為のものとはまた別のShincaが無いと入ることが出来ない。シオリは生前父親が使っていたShincaを今持っているが、他の兄弟達は……
(……いや、待てよ？……母さんもここの職員だったんだ、もしかしたら……)
母親のパスがあるかもしれない……多分、大丈夫だろうと思ったシオリだった。
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ゆっきー(プロフ) - とまさんさん» 感想ありがとうございます！文字書きが好きであっても、文系が苦手であるが故に文書にあまり自信がなかったのでとても励みになります…！ (2019年9月6日 15時) (
レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
とまさん(プロフ) - 文書や設定などがしっかりしており、そちらの面でも非常に勉強になりましたと共に読み応えのある文書だと感じました。まだ全てを読み終えていませんので、また読み終えたら詳しい感想を書かせて頂けたら幸いです。 (2019年9月6日 12時) (レス) id: 5e6944cfc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - かなとさん» あっ………続編移行したところでオリジナルフラグは新しく付いてしまうんですね……報告ありがとうございます！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月19日 21時) (レス) id: 1346ef8349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2019年8月19日 21時
