Three!Two?one………315!!【アイドルマスターSideM】

ST@GE10！ ページ9

＿＿＿＿Shion side



「むぐむぐ」



うん、朝御飯美味しい！ちなみに私は和食派である。御飯美味しいよね！日本人はこうだよ！まあ米は元々渡来人から受け継がれて来たから厳密には朝鮮とかその辺なんだけどさ！
パンよりかは先にあるでしょ？




今は6時半、多分Aはこの時間に家に出てると思う、てか出てる。窓から見えるわ。

私は6時50分に家に出るようにしてる。人も少しは見えてくるから。ま、それくらいの理由である。他に理由は無いかな。



チラリと時計を見ながら、御飯を噛んで、おかずの鮭を箸で切って口に放り込んで、噛んで飲み込んでから味噌汁をズズズと飲む。

家は財閥だから大きいんだけど……中身(私の性格)は普通だよ。寧ろ普通になりたい。私やAがコミュ障(特にA)なのは、家柄が大きく関係してるからね。でも別にイキってないでしょ？ふっつーに過ごしたいだけだから！

正直言って、お高めの料理はお腹に来るから苦手。安くても美味しく食べられるものはそれで良いんだよ、無駄遣いしない！そんなならアニメグッズとか買うから！！




と、そんな独り言をずっと頭の中で誰かに解説しながら食べていたら、もう食べ終わった。

茶碗を置いて、箸を揃えて、手を合わせて



「御馳走様でした、っと！母さん、食器お願い！私、準備してくる〜」

「はいはい。おっと、綺麗に食べるわね〜和食だけは」

「えへへ〜、其れ程でも〜……ある！」

「あるんだ」



食器を流しに置いて水に浸けて、二階の私の部屋へ走る。








着替えて、歯を磨いて顔を洗って、持って行く物がちゃんとバッグに入っているか再確認して………っとと、危ない……母さん手製のお弁当忘れるところだった。此れも入れて………




「行ってきます〜」

「行ってらっしゃいませ、水華様」

「行ってらっしゃい」


母さんと紗羅さんに見送られながら登校する。



時間、6時50分少し。

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