ST@GE45! ページ50
「真逆、同じ高校だったとは思わなかったよ〜……もう既に此処に来てから一年経ってるけどさ。クラスも離れてるし、私達、普段から教室から出ようとしないから。
ま、要件はハヤトが言った通りで……昼食に誘われたんで宜しくね?」
「……宜しく、ね……。……テストの、こと…?」
……ナツキくんスローペースだな…。
『う、うん………二日後から定期試験でしょ……?だから………勉強しなきゃってなったんだけど、どうやらハルナの頭が大変危ういと聞いて…………』
「頭って何だよ頭って!せめて学力って言ってくれよ…」
『……あ、そうだね。……で、聞けば二人から勉強を教えてもらってる、って………でも、負担かからないかなって?』
「私達もある程度は……偏りはあるけど、私は文系、Aは理数系は教える事は出来るからさ。
それにその……みんなでやったほうが、楽しくない?勉強に楽しいも何もあまり無いけど」
「……成る程、そう言う事か………分かりました。取り敢えず、立って話すのも何ですし、椅子に座って話しますか。二人の椅子も用意されてるみたいなので」
『え、あ……うん、失礼します』
「しまーす」
冬美くん…じゃなかった、ジュンに勧められるがままパイプ椅子に座る。
私達はシキくんの反対側、つまり彼と向かい合わせになる感じで座っている。
「昼飯でも食べながらその辺について話そう!……シキは既に食べてるからね」
「へへ……お腹空いちゃって……先食べちゃってたっす」
「じゃあ食べっか」
みんな一斉に弁当やらパンやら出し………ん?
「んと……何故ドーナツなのハルナ?」
弁当とかパンとかじゃなくて………ドーナツ??おやつだよねそれ?
「え?……ドーナツ、美味しいじゃん?」
何か可笑しな所があるのか?と疑問に感じているハルナ。
質問に対する答えになってないし…。
「否、そう言う事じゃなくて……」
「はぁ……何時もの事だから気にしなくていいよ。……全く、春名さん………」
『栄養偏ってそう………』
呆れた様に溜息を吐くジュン。日常茶飯事なのがまた怖い。よくドーナツで耐えられるね………ドーナツ好きか此奴。
どうやらどうにも出来なさそう(と言うか他のハイジョメンバーはもう気にしてなさそう)なので、気にせず食べ始めましょうか。
- - - - - - - - - -
NEXT ST@GE GO!!
53人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっきー(プロフ) - 藍華さん» ありがとうございます!恭二くん描いたら多分更新し始めますが……(構造が思いつかない) (2018年2月25日 20時) (レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
藍華 - 凄く面白いです!先のお話が気になります!更新頑張ってください(*´▽`*) (2018年2月25日 20時) (レス) id: 8e027ef378 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 赤ピンさん» ありがとうございますうう…!!!頑張ります! (2018年1月18日 15時) (レス) id: e2b5387241 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 緑さん» えっ、あっ、ありがとうございますうううう!!!!続きは暫しお待ちください…(スマホで書いて投稿するので…) (2018年1月18日 15時) (レス) id: e2b5387241 (このIDを非表示/違反報告)
赤ピン(プロフ) - この絵の四季に惚れました・・・(/////)更新頑張ってください! (2018年1月18日 8時) (レス) id: b48836c1e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆっきー | 作成日時:2018年1月14日 17時