ST@GE41！ ページ46
「…ハッ、待てよ？これって部活動の実績に入るんじゃ………」
…突然何かを思い付いたと思ったらブツブツと独り言を言い始める。
実績？
嗚呼……そういや先輩なんだ一応。留年してるから、か。
「……ま、まあ今はテスト期間中だし、少し待とうぜ。な、ハルナ？」
「＿＿＿＿………、……へ？あ、テスト？」
一瞬で青ざめるハルナ。………勉強苦手か此奴。
「……勉強、教えてあげよっか？文系だけだけど」
『……私は理数、出来るよ？』
「ホント？！今回のテスト、少し前からジュンとナツキに教わってるけど、二人の負担も大きそうだからな………」
ジュン……？
『………あ、冬美くんか』
「知ってるのか？」
『え、うん。音楽界では彼は有名人だし……何回か会った事あるし…』
「あね、私達さ音楽一家なんだよね。で、私の兄貴はまあ別として………Aと、Aのお姉ちゃん、私と私の妹はピアノやってるんだよ。Aは過去形かな」
『うん、やってた。中学までね』
「自分で言っちゃうのはアレだけど、結構賞とか取ってて、高レベルのコンクールに出た事あるんだけど………其処で会ったりしてるね」
そうそう。水華が説明した通り、高レベルのコンクールで私達は冬美くんと会っている。同い年という点で、話した事もあるし。
それに彼のお父さんは私達の親とも仲が良い。ちょっとお堅い人だけど。
……あれ、そう言えば彼の隣に何時も銀髪の男の子が居た様な………
あれ、誰かに似てる…………
アッ…
『……あ、あの子がナツキくんか』
「へ？」
『ほら、冬美くんの隣に居た銀髪の男の子』
「あっ……あーね、あの可愛い子か！いやぁ、あんなに美形になっちゃって………」
「…ナツキが可愛い子扱いか………」
「写真見る？今は無いけど……家に写真あるんだ」
ん？写真？
撮ったっけ？？
「撮ったよー！みんなでハイチーズ！って、なんか記念に。多分、Aん家にもあるはずだから！」
『お、うん。
…って話逸れ過ぎた。………勉強、教えてあげようか？』
「あ、一層の事、勉強会しない？」
「それいいね！…って、もうHR始まる！話はまた後で！」
「勉強会なぁ。…少しはやる気出っかなぁ……」
「……ハルナは多分、めっちゃ勉強した方がいいかもね、うん」
うん……絶対にハルナは勉強しないといけない。私達もだけど、特に。
教える方も、やる方も何方もみにつくから、良いんだよね。理解が深まる。
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ゆっきー(プロフ) - 藍華さん» ありがとうございます！恭二くん描いたら多分更新し始めますが……(構造が思いつかない) (2018年2月25日 20時) (
レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
藍華 - 凄く面白いです！先のお話が気になります！更新頑張ってください(*´▽`*) (2018年2月25日 20時) (レス) id: 8e027ef378 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 赤ピンさん» ありがとうございますうう…！！！頑張ります！ (2018年1月18日 15時) (レス) id: e2b5387241 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 緑さん» えっ、あっ、ありがとうございますうううう！！！！続きは暫しお待ちください…(スマホで書いて投稿するので…) (2018年1月18日 15時) (レス) id: e2b5387241 (このIDを非表示/違反報告)
赤ピン(プロフ) - この絵の四季に惚れました･･･（／／／／／）更新頑張ってください！ (2018年1月18日 8時) (レス) id: b48836c1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2018年1月14日 17時
