Three!Two?one………315!!【アイドルマスターSideM】

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わいわい、がやがや




………ありゃりゃ？

食べ物の減りが早い………！？



『成長期男子………恐るべし』

「ん、(人2)……食べないの？」

『享介……男の子怖いっす………食欲怖いっす………ひぇぇ』

「私等はもう……うん、入らない。お菓子はベツバラ〜だけどね♪」

『私はそうじゃねぇんだよ、おお？



……あ、そろそろケーキ出そっか。水華〜手伝って〜』

「あいあいさー！」




給湯室に行って、冷蔵庫からケーキを出して、ローソク刺して、火を点けて………




『にひひっ』

「えへへっ」



＿＿＿＿プロデューサーさん、お願いします。


パチリとウィンクでアイコンタクトをすると、プロデューサーさんが電気を消してくれる。




『Happy birthday to you 〜♪』

「Happy birthday to you 〜♪」

『ホラホラ』

「みんなも」

『「ノッちゃってー！」』



＿＿＿＿Happy birthday to dear Kyoji＿＿!!




『「「「Happy birthday to you 〜♪」」」』



「恭二、お誕生日オメデトウ！」

「ほら恭二！」

「ちょっ、みのりさん、ピエール…！」


何時ものテレビの前にあるテーブルとは別のテーブルにケーキを置くと、みのりさんとピエールくんが恭二さんをぐいぐいと引っ張って、ケーキに近付ける。


大きく息を吸い込み、ふーっと一息で消す恭二さん。

火が完全に消えた直後に、事務所の電気が点いて、明るくなる。目に突然光が射し込んで来て、ちょっと目が眩むが、徐々に目が光に慣れてくる。




「おめでとう鷹城君」

「はーい、っと！」

「うわっ！？……何だこれ」



北斗さんがキラキラした三角帽子を被せ、翔太くんが「本日の主役」と書かれた襷を掛ける。



「本日の主役、だろ？」

「……そうっすけど。……いや、その…………





嬉しい……有難うな」



め、滅多に笑わない恭二さんが微笑んだだと……？！

待ってズドンって何か、撃たれた。




『ズドンって……されまし………ゲフンゲフン。


……あははっ、計画しといて良かった！大成功！！いぇーい！』

「えっ、僕？！い、いぇーい……？」



ジュン御免ね、隣に居たから巻き込んじゃった、ハイタッチ。



「乙羽が計画、したのか？」

『そうですよ〜！最初はピエールくんの「ボク、コナモノパーティ、したい！」で始まって……そしたら恭二さんの誕生日近くね？って思って………合わせたらこうなりました』

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