Three!Two?one………315!!【アイドルマスターSideM】

ST@GE23！ ページ23

.





.





『ちょ、ちょっ………はぁっ………！』



突然引っ張られたので息を整える暇もなかった私は肩で呼吸をする。

リズはピンピンして………る、だと…！？




「ふぅ……我ながら良い動き！控え室にぃ〜………




どーん！失礼しまーす！」




どーん！と言う割には静かめに入る。

中にはみんなが思ってるような楽屋……まあそんな感じのがある。外ステージだから少し小さいけれど。あっ、モニターある！やったぜ。



「あら、メロリズちゃん。……うん、時間的には良いわね。ほら、フード外して眼鏡外して座って！」

『「はーい！今日も宜しくお願いします、深月さん、卯月さん！！」』

「………本当に同時に言うと双子みたいね、顔が似てるから」

「えー、お二人は本物の双子じゃないですかー？」

「「……まあそうなんだけど」」




深月さんと卯月さん。私達のメイク担当の女性。因みに先刻言った通り、本物の双子。私の担当は深月さんで、リズの担当は卯月さん。



言われた通り、フードを外して眼鏡を外して、椅子に腰掛ける。目の前には鏡、私の姿が映っている。





「えっと、それじゃあ何時も通りにやっていくよ？」

「衣装もちゃんとあるからね。動かないでジッとしてて」

『「はーい」』




……動かないで居るのは退屈なんだよねぇ。

ST@GE24！→←ST@GE22！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す