Three!Two?one………315!!【アイドルマスターSideM】

ST@GE22！ ページ22

『わ、ヤバイヤバイ！水華、ヤバい！人が多い！！ヤバみ！！』

「ちょっ、Aヤバいしか言ってない！」



否だって、本当にヤバいくらいに人が増えてるんだもん。

時間は開始10分前、近くにコンビニがあったから直ぐに買って帰って来た。



…流石に口頭で呼び合う時は本名よ、気付かれたらヤバいから。





『おーおー、人多いなぁ』

「暑〜」



扇子を念の為に持って来ておいて良かった…。

リュックから扇子を取り出してパタパタと扇ぐ。


…ふ〜、風が気持ち良い〜。




「ねね、Liedが出た時のJupiterのラジオ聴いた？Lied、此の大会に出るんだって！」

「ゲスト出演でしょ？えーっと、午前午後の間だよね〜……未だ先じゃん！」

「その辺ぶらぶらしてる？」

「あ、私の高校を見てからで良い？確か2番目だからさ！」




…………







「…人が多いのは」

『私達の影響かぁ…』




近くで話をしている女子高生達の会話が耳に入る。

………




『私達はバテない程度に全部見よう！うん、見よう！！』

「せやな〜。取り敢えず暑いから、熱中症にならないようにしないと…！人混みだし……＿＿＿＿」



それから天を見上げて





＿＿＿＿日差し強いしさ。






.






あれから2時間半程。



沢山のユニットの演奏を見てみた。

みんな、この日の為に沢山の練習をして来たことが分かる。


然し、緊張もあるのか演奏ミスをしてしまったり。…其処で演奏が止まってしまったりしている。


此処から駄目出しだけれど、みんなは腕自体は悪くない。けれども、フォローがなってない……って言うのかな？

それと音のバランスが少しねぇ……＿＿＿＿ボーカルで演奏が掻き消されたり、またその逆も然り。

あ、駄目出しが過ぎたかな？



「…ん、あ！もうそろそろ1時間前、行くよ！！」

『え、わっ！？』




時間確認をしていたリズ。出演1時間前になると。

私の腕を引っ張って、気付かれないように控え室に向かう。

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