ST@GE20! ページ20
その後、長々と(それ程でも無いが)その新しいボーカルの一年生の子について聞かされた。
なんでも、彼等の演奏にビビビッ!と来て、凄い勢いで入部したらしい。うん、その気持ち、分からなく無いよ。
「分かる気がする〜その子の気持ち。私達も、三人の演奏には心が揺さぶられたし!」
「本当に?!わぁ……二人に言われると説得力有るから……嬉しい、有難う!」
『……考えると、キャラが凄いね軽音部。秋山くんに、冬美くん、若里先輩にベースの人、それから聞く限りテンアゲなボーカルの子』
すると、ん?と声が聞こえる。……私、何か変な事言った?
見れば苦笑している若里……先輩?
「おいおい、若里先輩だなんて止めろよ〜。えっと……乙羽 Aに、紫音 水華だよな?
年上でも今は同級生なんだからさ、上でも下でも、先輩付けは無しで呼んでくれよ、な?出来れば名前が良いな〜、なーんて、へへっ」
『「う……ッ」』
照れ臭そうに笑う此のイケメン先輩。
其れに一発でknockoutされました私達。
「えっ、あー………じゃあ、ハルナ?」
水華が疑問符を浮かべながら、此れで良いかな?と、名前を呼ぶ。
「おっ、名前で呼んでくれるのか?へへっ、有難うな!」
ハイ、私は死んだ。色々有難う。
「え、乙羽さん!?」
「あっらぁ、Aがやられた。私も危ういけど」
「?」
無自覚イケメンとはこういう事か………。
それからなんか色々あって、秋山くんも名前+呼び捨てで呼ぶ事になった。えっ、ナニコレ?
.
「そういや、バンド大会にLiedも出るんだよな?ゲストとして」
ハルナが言って一瞬だけ身体が飛び上がりそうになるのを抑える。
おぅ………Jupiterとのラジオとか、私達のSNSとかでも見て聴いてたか?
「おー、そうみたいだな。う……俺達、二つ前だから……大丈夫かなぁ」
「だ、大丈夫でしょ!それよりSNSに寄れば、二人とも早く来て、全員の演奏を見るっぽいよ?」
『そしたら、ハヤト達のも……見て評価してくれるんじゃない?午前午後の間だし……午前ラスト一個前なんでしょ?………印象は強い、かも?』
「そそ、プラス思考プラス思考、な?ハヤト」
「う、うん……そうだね」
今はガタガタだけど、本番に強いだろ此の人達。
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ゆっきー(プロフ) - 藍華さん» ありがとうございます!恭二くん描いたら多分更新し始めますが……(構造が思いつかない) (2018年2月25日 20時) (レス) id: 4e3b74874d (このIDを非表示/違反報告)
藍華 - 凄く面白いです!先のお話が気になります!更新頑張ってください(*´▽`*) (2018年2月25日 20時) (レス) id: 8e027ef378 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 赤ピンさん» ありがとうございますうう…!!!頑張ります! (2018年1月18日 15時) (レス) id: e2b5387241 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 緑さん» えっ、あっ、ありがとうございますうううう!!!!続きは暫しお待ちください…(スマホで書いて投稿するので…) (2018年1月18日 15時) (レス) id: e2b5387241 (このIDを非表示/違反報告)
赤ピン(プロフ) - この絵の四季に惚れました・・・(/////)更新頑張ってください! (2018年1月18日 8時) (レス) id: b48836c1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2018年1月14日 17時