Three!Two?one………315!!【アイドルマスターSideM】

ST@GE19！ ページ19

『「……えっ、『スーパー高校生バンド大会』？？」』

「そう！俺達、今度出るんだ！！」



な ん て こ っ た



今は授業間休み。移動教室じゃないから教室。

目の前には秋山くんが目をキラキラさせて喋っている。

私は水華以外に、彼とは多少は喋れるようになった。慣れだね。まあ向こうから来るんだけどさ。



……と言うか………あー、忘れてた。この人軽音部だ。


私達も出る、だなんて言えない。行くとは言えるけど。




「へー、バンド大会ねぇ。場所近いから、私達も見に行こうとは思ってるんだ〜、ね、A？」

『うん。……出場、何時なの？』

「えーっと………」



うーん、と唸る秋山くん。覚えとけや。




「確か、午前ラスト一個前だっけ？」




『「！？」』

「わっ、ハルナ！脅かすなよ…！」



突然話に入って来たのは、オレンジ色のボサボサの髪をバンダナで上げている男子………

アレッ、此の人去年、一個上の学年で見た事が……。


……あー、例の『2年留年』している人かな。てかイケメンじゃない此の人？





「はは、わりぃわりぃ。てかハヤトが女子と話してるのって珍しいなーってさ」

「うるせー！あっ此奴、若里 春名。同じく軽音部で、ドラムやってるんだ」



お、ドラムの人か。埋まったんだ〜。



「あ、ドラム埋まったんだ！……ボーカルは？」

『私も気になる』




すると二人で顔を見合わせて、ニーッと歯を見せて笑う。えっ、何々？？



「ボーカルもちゃんと埋まったんだぜ」

「ね！一年なんだけどさ！すっごいテンション高くてさ〜……＿＿＿＿」

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