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「ごめん、ごめんw
確かに接し方で勘違いさせてしまうのかもね。それはちゃんと気を付ける。
でも、イチャイチャするの嫌がらないでほしいのとデレデレしてほしいって…w」
て「嫌なとことか変えてほしいところを言えって言ったから
俺は言っただけなのに笑われるってどういうことだ!」
「いや、嬉しいの。そういう風にちょっと拗ねた顔でそんなこと言われたことないもん」
て「うわっ、馬鹿にされてる!」
「してない、してないよ」
て「馬鹿にしやがって!」
「ごめんね、てっちゃん」
抱きついて耳元でそう囁けばてつやは急に黙って
て「なっ、ずるいやん、それは」
「なにが?」
て「あざとい。そこも嫌」
「あざといことなんてしてない」
て「チクショー!」
「ごめんね」
私は昨日のようにてつやに触れるだけのキスをした。
「あのね、前に俊介さんのことがあって触れられるのがって話、したでしょ?」
て「うん」
「てつやと俊介さんは違う人。てつやは私のことを愛してくれてる。
だから、少しずつだけど、私だっててつやにキスしたいし、その…」
て「ん?なに?」
急にニヤニヤしやがって!!
「なんでもない」
て「あー、ごまかすな!」
「なんでもないもーん」
て「こらー!!」
私のことを擽って怒るふりをするてつやの表情はまるで子どもの様。
「ちょっと!!やめてって!!」
て「あっ、最後に1つ、お願いがある」
「え、お願い?」
て「俺さ、彼女にはてっちゃんって呼ばれたい。別にてつやでもいいんだけどさ」
「なんで?」
て「いや、そう呼ばれたいってだけ」
「わかった。じゃあ、てっちゃんって呼ぶ」
て「よし、よろしい!!」
てつやは思いっきり私に抱き着いて
て「あー!好き!」
と大声でそういった。
「もう、やめてよw」
照れ隠しでそういったけれど、
本当は嬉しくてニヤニヤが止まらなかったってことは秘密。
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ふじかわ(プロフ) - 続きまってます!!! (2018年8月6日 19時) (レス) id: 328bf2d552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作成日時:2018年3月21日 14時