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「てつや!!!」
車が走り出してからも私はてつやの姿が見えなくなるまで名前を叫び続けた。
俊介「そんなに呼んだってあいつは来ないんだよ」
「…」
俊介「知らないうちに俺以外の男と関係を持つようになって…
いつの間にそんな知恵を付けたんだよ」
「別に彼と私はそういう関係ではなくて…」
俊介「じゃあ、あの男が勝手に勘違いしてるだけ?」
「それは…」
俊介「Aはあいつに対して恋愛感情を持ってないってことでしょ?」
違う。
恋愛感情を持っていないわけないじゃない。
「私は彼のことが好きです。ちゃんとお付き合いしたいと思ってます」
俊介「今…お前…」
「あなたには一度も抱いたことのない感情を彼には抱いています」
俊介「黙れ!!!!」
俊介さんは突然ハンドルを切って近くの駐車場に車を停めた。
俊介「見た目以外に何の魅力もないお前が何生意気なこと言ってんだよ!!」
「…」
私は黙って彼のことを睨みつけた。
俊介「なんだよその眼は!!!」
「やっぱり私たち、離婚するべきなんですよ」
私がそう言うと
俊介「うるさい!黙れ黙れ黙れ!!!!」
と言って窓を何度も殴った。
ドンドン
ふと窓の外を見るとそこにいたのは
て「A!!」
てつやだった。
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さな(プロフ) - 廻さん» ありがとうございます(;_;)Part2でもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年3月21日 13時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
廻(プロフ) - 掛け持ちしてるんですし無理のないペースで更新頑張ってください!Part2楽しみです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 51b85a0743 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - ゆきさん» そう言っていただけると励みになります!ありがとうございます(´;ω;`) (2018年2月25日 1時) (レス) id: bf0b2a4f8e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 面白い〜!!!この小説1番好きですヽ(*´∀`)ノ執筆ご苦労様です!応援してます( ¯∀¯ ) (2018年2月24日 19時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - みことさん» てつや推しだったんですね!ありがとうございます、更新頑張りますm(_ _)m (2018年2月13日 8時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作成日時:2018年2月8日 21時