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ガチャッ
「編集してるのにごめんね」
て「どうした?」
「編集終わったら少しいいかな?話したいことがあるの」
て「うん。いいよ」
「ありがとう。リビングで待ってる」
て「なるべく早く終わらせるね」
バタン
この際だからと思ったけれど、やっぱりやめようかな。
嫌なことはちゃんと言ってほしいといっても、
きっとてつやは”別に我慢なんてしてない”と言いそう。
てつや本人もわかっていないうちに私という存在が
てつやのことを縛っているんじゃなかろうか。
今までの生活から変わっていっていることに対して
本当は不満に思っているのではなかろうか。
ソファーで1人、ぼーっと考えていたら知らないうちに眠ってしまった。
て「…て。おーい」
「…あっ…ごめん。寝ちゃってた」
て「待たせてごめんね。編集終わったよ」
スマホの画面を見るともう3時。
こんなに遅くまで編集してたんだ。
「遅くまで編集、お疲れさま」
私は起き上がっててつやに抱き着いた。
て「編集終わった後にこうやってAが抱きしめてくれるなら頑張れるわ」
「フフフッ)こんなことで頑張ってくれるならいくらでも抱きしめるよ」
て「やった。…で、どうした?話したいことってなに?」
「…隣、座って」
て「うん」
てつやは隣に腰かけ、不安そうな表情をして私の顔を覗き込んできた。
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さな(プロフ) - 廻さん» ありがとうございます(;_;)Part2でもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年3月21日 13時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
廻(プロフ) - 掛け持ちしてるんですし無理のないペースで更新頑張ってください!Part2楽しみです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 51b85a0743 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - ゆきさん» そう言っていただけると励みになります!ありがとうございます(´;ω;`) (2018年2月25日 1時) (レス) id: bf0b2a4f8e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 面白い〜!!!この小説1番好きですヽ(*´∀`)ノ執筆ご苦労様です!応援してます( ¯∀¯ ) (2018年2月24日 19時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - みことさん» てつや推しだったんですね!ありがとうございます、更新頑張りますm(_ _)m (2018年2月13日 8時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作成日時:2018年2月8日 21時