検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:54,941 hit

43 ページ43

キッチンにも聞こえる笑い声。



またてっちゃんはブサイクな顔して起きたんだろうな。



少し冷めてしまった朝ごはんを温めてテーブルに並べていると



て「なんでAが起こしてくれなかったの」



後ろから抱きしめられ、耳元で不機嫌そうな声で囁かれると
振り返ったら絶対ブサイクな顔のはずなのにキュンキュンしてしまった。



「てつやが起きてくれなかっただけでしょ」



て「キスしてくれたら起きた」



「眠れる森の美女じゃないんだからやめてよw」



て「眠れる森のイケメンだわ」



「つまんない」



て「ひどっ」



「ひどくて結構ですよー」



て「ねえ、こっち向いてよ」



「嫌」



て「なーんーでー」



「なんでも」



と「おい、俺らがいるってことわかってる?」



り「てつやがニヤニヤしすぎてて気持ち悪いんだけど」



虫「バカップルすぎるって」



「あ、ごめん。忘れてたw」



て「俺は分かった上ででやってた」



と「バカうぜえ」



て「馬鹿でも構わん」



虫「まあよかったよ。なんだかんだ言ってラブラブなんだから」



「本当にご迷惑をおかけしました」



り「で、その元カレからは大丈夫なの?」



「まあ、ね」



て「何かあったら言ってよね」



「ねえ、いい加減離れてよ」



て「嫌だ」



「お風呂入ってきて」



て「なんで」



「臭い、早く入ってきて」



て「えー!!入る!入ってくる!!」



てつやは突然慌ててお風呂場に走っていった。



虫「やっぱりAは最強だねw」



り「あんなに俺らが今まで風呂にはいれ、
ちゃんと飯食えって言ったってダメだったのに
Aが一言言うだけでああなるなんて面白すぎる」



「いつまで私の言う事で動いてくれるかは保証できないけどねーw」



とっても単純でこんなに私のことを大切に思ってくれているてつやを
もう傷つけないようにしたいと心から思った。

44→←42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
210人がお気に入り
設定タグ:東海オンエア , YouTuber , てつや   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さな(プロフ) - 廻さん» ありがとうございます(;_;)Part2でもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年3月21日 13時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 掛け持ちしてるんですし無理のないペースで更新頑張ってください!Part2楽しみです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 51b85a0743 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - ゆきさん» そう言っていただけると励みになります!ありがとうございます(´;ω;`) (2018年2月25日 1時) (レス) id: bf0b2a4f8e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 面白い〜!!!この小説1番好きですヽ(*´∀`)ノ執筆ご苦労様です!応援してます( ¯∀¯ ) (2018年2月24日 19時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - みことさん» てつや推しだったんですね!ありがとうございます、更新頑張りますm(_ _)m (2018年2月13日 8時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さな | 作成日時:2018年2月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。