戦うきょもほく

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松村side




そろそろ京本起こすか



寝室に行くと顔がまだ赤い京本がベッドにいる



こんなところをメンバー、とくに爆モテじゅったんに見られたら...



あぁ〜体がぁ首がムズムズしてきたぁ



じゃなくて！



「京本〜」



「んっ」



「1回起きて薬飲んじゃお」



「ん、、、ありがと、」



熱が高いからかポワポワしてる




「よし、あっち行こう」




そう言ったら京本は立ち上がったけど足元がふらふらしてる




あわてて体を支えてリビングまで行く



すでにお皿に盛り付けてあったお粥を机に出す



あっ、机っていってもソファーの前に置いてあるような低いやつね



京本「いただきます、」



そう言うと京本はスプーンを持つけど力が入らないのか落としてばかり



京本「ん、(上目遣い)」



あぁ、そんな真っ赤な顔で上目遣いなんて反則だよ！しかも「ん、」なんてここでそんなこと言ったらほっくん大好きみたいに！あとそんなかわいいことすんなよ、まって、きょもってうちらよりかわいくないか？



はっ、今私とか言ってなかったか？
どっかの京本が好きな人の頭の中とすれ違ってる、入れ替わってる！？になってたのか



じゃなくて、う、これは食べさせろって意味だよな、



「えっと、、はっはい、あーん」



パク



京本「ふふっ」



「はっはい、あーん」



パクッ




最初は順調そうに食べてくれたけど、5口でギブ



京本「ごめんね？」



「いや、全然大丈夫、むしろ食べれてよかったよ
まだ薬飲んでまた寝よっか」




錠剤じゃなくて粉薬だった、




飲ませてから寝室へ送って、
京本はすぐに寝て、やっぱり辛いよな、
いきなり病気かもって言われて、




いつの間にかいつも綺麗な金髪に手を掛けて頭を撫でていた





「ひとりじゃな、ない、よ」





自分のご飯を食べてなかったことを思い出して俺は立ち上がった

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