164話「女王様」【担当:HOTCoCoA】 ページ32
?「あ、あの…!た、旅人さんですか…?!」
暫く遠くの景色を見つめていたところ、か弱い女性の声が聞こえた。Aはビックリして変な声を出しながら反射的に振り向くと、丸くて大きな眼鏡にブラブラと垂らした袖のフンワリしたドレスを着ている女性だ。個性的な形をした冠がポカポカとした太陽に照らされて、少し眩しくも見える。
ダクマ「……この星の女王か。昔、我ら一族がそちらの星に迷惑をかけたようだ。すまない。」
リアマタ「え?!この方が女王様なんですか!わぁー…!お初にお目にかかります!」
A「え…。じょ、女王様なんですか…?お、お初にお目にかかります…。」
女王「え?!あ、いえいえ!!大丈夫です。昔ですもん、過ぎたことはしょうがないです。今、平和であることが大切ですから…。」
えへへ…と笑い眼鏡を隠れた手でかけ直しながら女王は言った。その言葉にダークマターは、感謝する、と一言。
女王「今は、観光を楽しんでください。…と言っても、そんないい場所はありませんが……。」
A「そんな…!そんなこと無いですよ!このお花畑、とても素敵です…!!」
リアマタ「はい!本当に素敵です!!」
女王「えへへ、そうですかね…。…あ、私のお城に来てみては如何でしょうか?私も丁度お暇してた所なので…。」
A「え、い、良いんですか?!ぜ、是非行かせてください!!」
女王「え、ほ、本当ですか…?!ありがとうございます。それでは、ご案内したいと思いますので、ついてきて下さい…。」
A「お城に入れる…!!滅多にないチャンス…!!」
リアマタ「あ!Aさん!!待って下さ〜い!!」
ダクマ「あ、ちょ、待てお前ら…!」
そんなこんなで、三人は女王様直々の招待で城に入ることとなったのである。
−−−
古典的に落とし穴なんてどうですか?(古典的すぎだ)
貴方こそオオオオオオオオオオ!!!!(スカイダイビング土下座)
165話「お城。」【担当 星野 ぽよち】→←163話「リップルスター。」【担当:星野 ぽよち】
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クララティア(プロフ) - みんな〜ダークパパーの戦術教室、はっじまっるよ〜www((ダクマ「クララティア…?(・言・)」 (2020年3月18日 14時) (レス) id: f2e5d3b5b6 (このIDを非表示/違反報告)
HOTCoCoA - コノハちゃん(元・コノハ最高)さん» あらコノハさん…お久しぶりです。(^^ (2020年1月25日 21時) (レス) id: d1bcc6fd1c (このIDを非表示/違反報告)
コノハちゃん(元・コノハ最高) - どこぞの六子アニメは草 (2020年1月25日 14時) (レス) id: b32a3f529f (このIDを非表示/違反報告)
HOTCoCoA - ローラさん» ありがとうございます!m(_ _)mこれも、お相手をしてくれる ぽよち様と読者の皆様のおかげです! (2020年1月15日 20時) (レス) id: d1bcc6fd1c (このIDを非表示/違反報告)
ローラ - HOTCoCoAさん» とても、面白いです!これからも頑張ってください! (2020年1月13日 17時) (レス) id: 4533203e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HOTCoCoA&星野ぽよち | 作成日時:2019年12月28日 8時