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69話「危機的状況。」【担当:星野 ぽよち】 ページ28

目は光がなくて黒く、服はボロボロになっており、顔は口だけ笑っていて、右肩にはゼロツーのような羽がついており、それはまあ不気味な姿へとゼロはなっていた。

ゼロは力に支配されたのが原因で、ソウルと等しい存在になってしまったのだ。
ゼロ(ソウル)「…。」
ゼロはジロリとカービィを見つめた。
カービィ「ゼロ…?」
彼の名を呼ぶが、返事はない。
ただゼロは、じっと此方を見つめていた。

やがてゼロは、ふっという笑い声をあげると、先程よりも五倍大きい剣を二個作りだして、その剣をカービィめがけて振り落とした。
カービィは転がってその攻撃を避けたが、その剣があたった衝撃でメリメリと地面にひびが入ったのを目にした。

この剣には地面にひびを入れることができるほど、威力があるのかと思い知らされる。

そして、続けてゼロは剣にふぅっと息を吹きかけた。
すると剣は紫色の蝶になり、カービィめがけて飛んでくる。
蝶の飛んでくるスピードが速すぎてカービィは逃げ切ることができず、蝶が目の上にとまってしまった。

カービィは慌てて蝶を振り何処かへと飛んでいかそうと首を振るが、なかなか蝶が飛んでいかない。

カービィ「ううっ…。」
蝶がなかなか飛んでいかないせいか、カービィの意識はどんどんと薄くなっていく。
やがて手に力が入らなくなり、目の前にうつる景色が、ゼロが、まるでモザイクをかけられたようになっていった。

リボンの声が聞こえるが、何て言っているのかはわからない。


カービィは、蝶に意識を吸いとられ、バタリと倒れてしまった。

リボン「カービィさんっ!!」
リボンは目に涙を浮かべながら、カービィのもとへ近づいた。
だが、カービィは起きる気配がない。

リボン「そんな…。嘘……。」
目に浮かんでいた涙がほおを伝い、ポタポタと地面に落ちる。


リボン「カービィさあああああああんっ!!!!」
この状況で闘える者は、リボン。

たった一人になってしまった。
* * *
まじすか!じゃあ、実際味は変わらないんですか?

そうです、この私がフリーザなんですよ←(大嘘)

70話「頑張らなきゃ」【担当:DR9】→←68話「チカラ」【担当:DR9】



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アリス - この作品で私はダークマターが好きになった…、大好きです (2022年8月3日 19時) (レス) @page47 id: d52c4cdcef (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(プロフ) - アンダーテール私も好きですよ! (2021年12月28日 11時) (レス) id: 08bf829f52 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(プロフ) - プラスチックでできた傘さそうよ♪のところハロープラネットですよね!? (2021年12月28日 11時) (レス) @page15 id: 08bf829f52 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ最高 - 続編オメデトー! (2019年11月14日 15時) (レス) id: b32a3f529f (このIDを非表示/違反報告)
コノハ最高 - 気づけばもう70話こえてんじゃねーか!Σ(゜Д゜)今更すぎて草 (2019年11月8日 20時) (レス) id: b32a3f529f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:DR9&星野ぽよち | 作成日時:2019年10月20日 21時

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