5．楽しそう〜貴方side〜 ページ6
〜時間をかなり飛ばして、試合終了後〜
厚「つっかれたぁ〜」←ヒートです。
貴「お疲れ様です、厚石さん。お隣、よろしいですか？」
私は試合が終わった後、スポーツドリンクを、芝生の上で休んでいる厚石さんの所へ持っていった。ヒロトさん達は、まだグランドでサッカーをやっている。
厚「おっ、ありがと！俺のことは茂人でいいよ。俺もAって呼ぶからさ♪」
貴「分かりました。…茂人さんは、みなさんとやらなくていいんですか？」
厚「ちょっと疲れたからね…。休んだら、晴矢達の所へ行くさ！」
茂人さんは、視線を私からグランドに移した。つられて私もグランドに目を向けた。
貴「((ﾎﾞｿｯ 楽しそう…」
厚「ん？A、何か言った？」
貴「いいえ、何でもn((基「おーい、Aー！茂人ー！一緒にやろうよー！」」
グランドの真ん中でヒロトさんが私達に向かって叫んだ。私は、立ち上がり、茂人さんに手を差し出した。
貴「…行こ？茂人さん」
厚「…うん！」
私達はグランドに向かって走って行った。
ー＊ー＊ー＊ー＊
基「もぉ〜動けないぃ〜」
ドサッと、ヒロトさんはグランドで仰向けになった。結局、朝から昼までずっとサッカーをやっていた。
貴「よくやりましたね。…私も、もうヘトヘトですよ」
私はヒロトさんの隣に座り込んだ。すると、園の方から瞳子さんが『みんなー！お昼よー！』と声をかけた。みんなは、猛ダッシュで園に戻って行った。
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貴「…置いてかれてしまいましたね(・・;)」
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作者名：吉良幸菜 | 作成日時：2016年6月30日 23時
