生徒会長が恋したのは恋愛未経験の彼女でした (ページ4)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:3,118 hit

3．試合開始！ページ4

ホイッスルの音でAが風介にボールを渡す。先攻はAのチームだ。

基「風介を止めるんだっ！」

角「了解！」←ドロルです。

近くにいた徹が風介にスライディングをしかける。…が

涼「甘いな…。玲名！」

八「よっと…。ナイスだ！」

ボールは反対側にいる玲名に回っていた。リュウジ達は、風介達がボールを取られてもいいように上がりすぎないでいた。

葉「いかせない…“イグナイトスティール”！」←バクレーです。

八「よっ…。A！」

玲名はジャンプでよけ、ノーマークだったAにパスを出した。Aと君之の1対1となった。

根「来い、月影！」

貴「いきます。…フッ！“ガリョウテンセイ”‼」

根「“時空の壁”‼…う、うわぁぁっ‼」

“時空の壁”が敗れ、Aのシュートが決まった。…ものすごく迫力のあるシュートだった。経験者だけなことはある…。

根「月影！さっきのシュート凄かった！次は止めるから‼」

貴「はい、止められるように頑張って下さい」

南「すげーじゃん、A！」

晴矢はAの元へ駆け寄り、肩に腕を回した。

貴「わわっ！危ないですよ、南雲さん」

南「晴矢でいいぜ！」

貴「晴矢さん、転びそうなので離れて下さい」

Aは苦笑いをしながら晴矢の腕をペシペシと軽く叩いていた。苦笑いに思わずドキっとしてしまい、同時に晴矢に対しての苛立ちを覚えた。