嫌われたって、泣かないもん　―ヘタリア― (ページ10)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:44,491 hit

私をかばってくれる友達ページ10

アーサー「それと、Aと友達になりたいってやつがもう一人いるぜ！」
菊「えっと、さっきも言いましたが本田菊と申します…」

『なんで、こんな私と友達になりたいんだ？』

菊「私…Aさんが、悪い人には見えないんです」
『そ、そんな理由で、私と友達になりたいのか？』
菊「はい」

菊の目を見るとまっすぐ私を見つめていた

あぁ、こいつも悪いやつではない…私は、そう感じた

アーサー「俺、お腹すいたんだが…」
フェリ「ヴェ～俺もお腹すいたよぉ…」
『じゃあ、ご飯でも食うか？』

菊「屋上に行って食べましょうか…ここだと周りの目が痛いので…」

そう言って、私たちは屋上に向かった
屋上の階段を上がり、一番最初に私が扉を開けた…
その瞬間――

《ドンッ！》

麗華「なんで、あんたがここにくんのよ！！うざいの！！死んでくれる！？
不幸を呼ぶ女め！！皆あんたのことなんていらないと思ってるのよ！」
女子１「そう！超うざい！！」
女子２「まじ、消えて！！」

麗華から殴られた…
なんであんたにそんなこと言われなきゃいけないんだ…
私は、何もしてないのに…

フェリ「ヴェ～！フェリシアーノだよ～！」
女子１「キャ～～～！！！フェリシアーノ君！！」

アーサー「よぉ」
菊「こんにちは」
女子２「キャ～～～！！アーサー君に菊君よ！！」

麗華「フェリシアーノ君アーサー君と菊君聞いて～！
Aちゃんが、消えろとかうざいとか死ねとかいうんだよ！！」

『な！私は、何も言ってない！！』

フェリ「…Aちゃんは、言わない…
人の心の痛みがわかる人だから絶対に言わない」
アーサー「Aがそんなことをいうはずがない…」
菊「Aさんは、言いません」

フェリ・アーサー・菊「そういう嘘をつくの…
やめてよね／すんな／しないでください
うざいよ／んだよ／です」

麗華「う…覚えてけよ！A！！」
女子１・２「そ～よ、そ～よ！！」

そう言って、麗華たちは屋上から去って行った

フェリ「ヴェ～うざいね～！」
アーサー「フェリシアーノの言うとおりだな」
菊「少し優しく言い過ぎたでしょうか？」

??「お！フェリちゃん、菊、アーサー、何してるんだ？」

屋上の入り口から声が聞こえた