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彼岸花 ページ45

青木翔side



あれから数刻後、柱とお館様にだけ伝わるはずだったAの状態はなぜか鬼殺隊員全てに伝わってしまった


胡蝶さんによるとただ眠っているだけ。


とのことだか、未だにAは目を覚まさない


どうしたらいいんだ……


今、僕とるいはAが寝ているベッドの近くの椅子に座りAが目覚めるのを待っている



お館様のご好意で、僕とるいには任務は来ていない



『……ねぇ……早く起きてよ』



ボソッと呟いた僕の呟きはきっと誰にも届いていない



僕はそっとAの顔にかかっている髪に触れる



Aには助けてもらいっぱなしだ



最終選別もAがいなかったらきっと……いや、ぜったい乗り越えられなかった



あの時Aがいたから僕は生きている



最終選別の時、初めて見たAの星は今まで見たことないほど綺麗だったな……



速くて、強くて……そして、美しい



僕の憧れだよ。Aは



……いつしかその憧れは恋心になっていたのかな?



柱になる時までAに会えなかったから……



もしかして……と、考えたこともあったけど……



初めての柱合会議でAに会ったときはビックリしたな……



そのあとのお館様の言葉にも驚いたけどね




『……あれ?』




今、ふと気づいた




髪で隠れていた額になにやら模様があることに




る「……こんなの、師範の額にあったっけ?」


『いや、なかったよ』




その模様は青くて、一輪の花の形をしていた




『……彼岸……花……?』

る「……お、俺!胡蝶さん呼んでくる!!」

『……っうん、よろしく』




青い模様……形は……彼岸花……?


どこかで聞いたことある単語たちだなぁ……



し「Aさんに謎の模様がでたとはどういうことですか?!」

『はい。額のところに青く、彼岸花のような模様が出ていますね……』

し「ほんとですね…………



うーん……身体に害は無さそうですね」

『お館様に報告しましょうか?』

し「そうですね。お願いします」



僕は瑠菜にお館様へこのことを伝えることを頼んだ

正直、こういうときに僕の頭は早く回転してくれるのは助かる

僕は意外とこういうときの頭の回転は速い……方だと思う




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お「……青い……彼岸花の模様……?



……そうか。ありがとう



瑠菜……柱を集めてくれるかい?



少し……話しておきたいことがあるんだ」

お館様のお話→←神様の失態



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作者 - エリカさん» ありがとうございますっ!続編でもよろしくお願いします!コメントありがとうございました! (2020年5月23日 12時) (レス) id: a34a80b895 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ - 面白いです!転生大好き! (2020年4月22日 20時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年4月1日 22時

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