検索窓
今日:8 hit、昨日:20 hit、合計:605,525 hit

コナンくん ページ18

・・・

「そっか、ありがとう!じゃあ私会計してくるから二人は先に行ってて。あ、コナンくんは待っててくれるかな?お姉さん一人だと迷っちゃうかも。」

そう言ってオレを引き止めたA。
こいつはオレと蘭の幼馴染で、小さい頃からよく一緒に遊んでくれる近所のお姉さんだった。
一年ちょっと前に警察官になったって話を聞いてから引っ越したらしく連絡がつかなくなっていたが、今日また突然現れた。
しかも妙なことに女子高生の好きなものとか流行りとか変なことを聞いてきた。明らかに今日はおかしい。さすがに会ってないうちに変わったなどの類ではない……よな。

オレがそう思考を張り巡らしていると、

「コナンくーん!終わったよー。お姉さんと一緒に行こっか。」

そう言って手を繋ごうとしてくる。昔はよく手を繋いで送ってもらったりしたが、もうそんな歳じゃない。
まあこいつから見ればオレはただの小学一年生だから繋がないのも不自然だな。

仕方なく差し出された手を取り、毛利探偵事務所まで歩き出した。

「……こうしてると、昔新ちゃんを送ったことを思い出すなぁ。」

いきなり口を開いたのはAだった。

「確かあのときは新ちゃんが転んじゃって、足を引きずって歩く新ちゃんをおんぶしようとして頑張ったっけ。結局運べなくて新ちゃん泣き出しちゃうし、有希子さんが来るまで全く動けなかったんだよね、大変だったなぁ。まあ本人は覚えてるんだかわからないけど。」

なんで、いきなり新一(オレ)の話なんだ?……まさか!?

「ほんと懐かしい。ねー、新ちゃん。」

そう言ってAはコナン(オレ)をみてにこにこしていた。

身バレ→←JKの実態調査



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (174 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
657人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Toua(プロフ) - 月乃さん» なるほどっ!そういう事でしたか……いや、本当に凄いですねっ!これからも楽しみに読ませてもらいますっ!!! (2019年10月30日 23時) (レス) id: 20fc080c4b (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - Touaさん» ご指摘ありがとうございます!降谷さんの一人称なのですが、原作では緋色回の赤井さんに向けてを除くと基本的に僕のようなので、一応そちらに寄せていました。ただ、実際に僕と俺の使い分けに基準があるのかは私もわかってないですね、、笑 (2019年10月29日 16時) (レス) id: 34cc67c93b (このIDを非表示/違反報告)
Toua(プロフ) - 素朴な疑問を失礼します。降谷零の一人称って俺じゃないんでしょうか?(間違ってたらすみませんっ!) (2019年10月28日 22時) (レス) id: 20fc080c4b (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - yuzukiyyy2さん» コメントありがとうございます!正直まだエンディング決めかねているので、じっくり見守っていただければ嬉しいです! (2019年6月15日 17時) (レス) id: 34cc67c93b (このIDを非表示/違反報告)
yuzukiyyy2(プロフ) - 大輝くんと夢主の恋が気になる....!! (2019年6月15日 16時) (レス) id: 99f9589e9d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月乃 | 作成日時:2019年6月2日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。