六刻 ページ8
ドスside
眠りについた彼女の髪を手で梳く。
柔らかで細い髪は触り心地が良かった。
ド「…」
するりと髪から手を離し、彼女の寝顔へと目を移す。
ド「見ているなら出て来て下さい。」
すると何も無いところから全体的に白い服装の道化師、ゴーゴリが現れる。
ゴ「流石ドスくーん!わかってたんだねぇ!!」
ド「貴方の行動くらい、予想は出来てますから。」
ゴーゴリさんは寝ているAの方に目をやってニヤニヤしながら
ゴ「Aちゃんには随分と優しいんだね〜」
と云う。
僕は無表情で
ド「別に、駒に壊れてしまわれては作戦に滞りが出ます」
「それだけです」とつづけるとゴーゴリさんが面白くなさそうに
ゴ「つまらないなぁー」と吐き捨てる
ゴ「でもドス君も悪趣味だよね〜?よりにもよって抱きしめたりするなんて!!その子、本気にしちゃうかもよー?」
ハハ!と感情もこもっていないような笑い方をするゴーゴリさん。
ド「でも、それはそれで使えるでしょう?」
ゴ「まぁ!そうだねー!」
2人の笑いは薄暗い部屋に小さく響いた。
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かな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです…応援してます! (2022年12月22日 4時) (レス) @page41 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
リリ - お話がどタイプです!!!!ぜひ続きをよろしくお願いします*_ _) (2022年8月22日 19時) (レス) @page39 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
へべ(プロフ) - とても丁寧な文章で面白かったです、更新を楽しみにしています。 (2022年8月16日 23時) (レス) id: 1ff279b551 (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2022年6月3日 23時) (レス) id: 3aff7205f2 (このIDを非表示/違反報告)
涙の道化師 - この作品はドスくん推しですか? (2022年4月25日 14時) (レス) id: 2537f89477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:独裁道化師 x他1人 | 作成日時:2021年10月17日 23時