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十二刻 ページ14

それは昼下がりの談笑

私はラスコーリニコフと仲良く話していた
「でさ、私最近まで精神的なストレスが凄くて……。っっでも、でもね!帰って作戦成功しましたって報告して上司に喜んで貰えるのがもう楽しみで楽しみで〜、、」

ラ「…」

半分あきれ顔で聞いているラスコーリニコフはAの事をもう見てすら居なかった、
Aの執務室に来たら出て来たお茶と黒パンを食べ終え、話が終わるのを今か今かと待っているところだった

「でねー、それがねー」

ラ「あっ…」

いきなり素っ頓狂な声をあげたラスコーリニコフにAは反応した

「どうしたn___(絶句)」


ド「お元気そうで何よりですAさん、」

椅子に座っている私を上から目線圧をかけてくる魔神、音も無くやってくるので恐ろしい


「ど、どうなさいましたか頭目…」

ラ「では失礼します」

あ、逃げたなローヂャ
ラスコーリニコフは急いでドアを出て行った

ラスコーリニコフが出て行くとドストエフスキーがニコニコしながら寄ってきて

ド「元気なAさんに仕事のプレゼントですよ」

と厭に明るい声で云われたので恐かったが特に怒られることは無かった


私が渋々仕事をしだすと執務室にある客人用の椅子に座り書類に目を通しているようだった

その姿はまるで白鳥のような健気さと儚さを誇っており美しいといわざる追えない風景で、魅入っていると

ド「そんなに見られると集中できません」

と一瞥されたので自身の机に置いてある書類を見た
その瞬間「えっ」という細かい悲鳴を上げてしまった

「(だって…こんな…)」


その書類の詳細は



【DEADAPPLE】

という作戦名だった、驚くべきなのは其所では無くその作戦の決行場所が横浜であることだった


横浜、骸砦…私がよく知っている場所…

此処で異能者の虐殺を…


ド「どうかしました?」

部屋の照明に照らされた目映く美しいドストエフスキーの笑顔が其所に見合わぬ黒々とした紫の瞳を際立て手居るようで、どうも気分が悪かった、


私の心がまるで、見透かされているように感じる


「(これは早く、、、横浜に帰る必要がありそうだ…。)」

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かな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです…応援してます! (2022年12月22日 4時) (レス) @page41 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
リリ - お話がどタイプです!!!!ぜひ続きをよろしくお願いします*_ _) (2022年8月22日 19時) (レス) @page39 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
へべ(プロフ) - とても丁寧な文章で面白かったです、更新を楽しみにしています。 (2022年8月16日 23時) (レス) id: 1ff279b551 (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2022年6月3日 23時) (レス) id: 3aff7205f2 (このIDを非表示/違反報告)
涙の道化師 - この作品はドスくん推しですか? (2022年4月25日 14時) (レス) id: 2537f89477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:独裁道化師 x他1人 | 作成日時:2021年10月17日 23時

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