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体調が良くなってきた今、ベッドの上に居るだけでは時間がもったいない。
ふくらを起こさないように慎重に動くも、
ギシッ
結局、大きめの音が鳴ってしまった。
f「ん…」
その音が原因だろう。ふくらが唸り声をあげる。
ベッドから降りて振り返るとふくらと目が合った
k「あぁ…おは、よ」
f「ん、おはよ。体調はどう?」
k「体調は良くなったよ。」
f「そっか良かった。でもまだ安静にしてな?」
にかっ と笑うふくらに自分も笑みがこぼれる。
k「うん。分かったよ福良ママ笑」
少しちょけてみると
f「わざわざ来たのにそういう事言うんだ〜」
なんて返されるからやっぱり好きだ。
シーンと静まり返ったのも束の間2人とも吹き出す
お互いのことを見ながら笑い合うこの時間は最高に幸せだった。
ひとしきり笑い終わったあと,2人とも気分が明るいうちに、と想いを伝えることに決定。
k「ねぇ、ふくら。」
問い読みの時に近い声で話しかける。
急な真面目な雰囲気にふくらも対応してくれて
慎重に「何?」と聞いてきた。
1つ息をのみ口を開く
k「僕が寝る前に言った言葉のこと覚えてる?」
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作者名:めろんぱんあいす | 作成日時:2020年11月12日 21時