ロボット彼氏のカタヨセくん* (ページ13)

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帰宅して、料理を作る。

涼太くんは、隣でお野菜をカット!←

『♪～♪～♪』

聞こえてくる鼻唄に耳をすませる。

綺麗。鼻唄ってこんな綺麗なものだっけ？

ぼーっと聞いていると。

「ひゃっ…」

耳に息を吹き掛けられる。

涼太くんの手が私のお腹に回されて。

耳許で。

『ぼーっとーしてたら、料理失敗しちゃうぞ…』

腰が抜ける。

『え、ちょっと!ごめん。俺のせいで…』

「涼太くん、…かっこよすぎるよ…」

なんでこんなかっこいいんだろう？

わけわかんなくなっちゃう。

『それ、反則だって。俺が可笑しくなるじゃん。』

え？

『俺。感情コントロール、あんまできないから…』

ﾄﾞｻｯ。

押し倒される。

涼太くんの顔が近付いてくる。

やばい……

案の定、涼太くんと唇を重ねる。

ことはなく。

いつになっても当たらない感触に目を開けると、ｸｽｸｽ笑ってる涼太くん。

「ちょっと!涼太くん!!…//////」

『めっちゃかわいかった。笑』

「ひどいっ!!…」

『もーわかったって。チューしたいんだよね？』

「そういう訳じゃ…んっ」

『(ﾊｰﾄ)』

あやふやなまま涼太くんと初めてキスしちゃった。

「//////////」

『照れてるー…』

ほっぺをツンツンされる。

「いじわる涼太くん!」

『えへっ』

けっこうSなの？