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You side
まさか、ラウちゃんからいいよって言って貰えると思わなくて⋯、
岩「別に勝手にやってって感じだけど、手抜いたら許さないからな？」
『うん！！！分かってます！！⋯ありがとうございます！』
ほんとに嬉しい。
どんなコンセプトにしようかなとか、
君彼とかはなんかこう大人な感じがいいよねとか
沢山アイデアが出てくる。
私、まだ見放されてなかったんだ⋯。
次の現場に向かうため、私はみんなより先に出ないといけない。
荷物を持って目黒くんと話してたラウちゃんに本当にありがとうと伝え、部屋を出た。
*
ラウール side
ラ「かわいい⋯」
あ。
言ってしまえば終わり。
みんなが何を思って俺の方を見たか。
渡「⋯⋯は？」
岩「やめろ、翔太」
渡「あいつが可愛いとか。ラウール、お前どうしたんだよ」
阿「もうやめようよ。ラウは悪くないでしょ。」
渡「は？別に誰も悪いとか言ってねぇし。」
阿「じゃあその態度、やめなよ。ラウに、強く当たんな」
深「２人とも落ち着いて」
渡「なに？お前まであいつのことまだ心残りある訳？」
阿「は？そんなんじゃない、今はラウの話してんの。
翔太さ、論点ズレてるから。まじで」
渡「お前、あんま頭いいからって調子乗んなっ！」
深「だから！やめろって！！！」
みんなが、俺のせいで喧嘩してるのを見て、
さすがに持ちこたえれなかった。
心臓の音はドンクドクンって伝わってくるし、
目から溢れ出てるのは止まらない。
目「まじでさ！！！！⋯⋯やめなよ。こんな泣いてるラウ見てなんとも思わないわけ？」
めめの一言でしょっぴーと阿部ちゃんとふっかさんと岩本くんの言い合いは終わった。
向「ラウ、怖かったな？？大丈夫やで。」
ラ「康二くん⋯⋯」
目「ラウ、今日俺ん家泊まりに来な。」
いいの？って聞くといつもの笑顔で
特別ね とめめは言った。
ごめん、Aちゃん
ごめんなさい。
俺が１番悪いんだ。
全部。
全部、知ってるんだ。
璃杏ちゃんがAちゃんを脅してたり、虐めたりしてるの。
ものを隠したり、髪を切ったりなんて、
してないんでしょ？
でも、俺は弱いからさそんなこと言ったら
俺が嫌われちゃうんじゃないかって、怖くて。
だから、１人の女の子も守れない。
こんな末っ子で、ごめんね。
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作者名：むーか | 作成日時：2024年3月5日 14時
