ロボットのように。 (ページ7)

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You side

朝、楽屋入りするといつもよりも騒がしくなっていた。

みんながソファーの近くで集まってすごい話しかけてる。

ちらっと見てみると、黒髪の女の子がいるみたい。

アイドルだから欲を出せてないのもあって興味津々。

岩「スタイリストか！！！もー！嬉しい！！」

向「ほんまもう大丈夫なん？？無理してへん？」

「うん！大丈夫！！」

え？

佐「まぁでも、何かされたらいつでも言って！」

渡「何かされる前に俺が追い出してあげるから」

佐「うっわ〜、翔太怖！！！(笑)」

渡「事実だろ！！！(笑)」

嘘⋯、、、なんで？

璃「A姉さん久しぶりです！！」

呆然としてる私に気がついたのか、握手してニコニコしている。

『ひ、久しぶり⋯。』

璃「私、今月からSnow Manのスタイリストとして働くことになりました、岡崎璃杏です！よろしくお願いします！」

深「そんな、改めて挨拶しなくていいのに(わら)」

阿「戻ってきてくれて嬉しいよ？」

『⋯⋯』

いつもの定位置に戻って、ある人に連絡した。

A今日の夜久々に飲みに行かない?

しげちゃんおぉ、珍しいな。ええで!終わったら連絡ちょうだい!

Aありがとう、連絡するね

同期の重岡大毅。

彼だけは私の味方。

しげの存在には助けて貰ってばかり。

ほんとならこーちゃんも、同期なんだけど

ほんま、苦手やから近寄らんといてと言われてしまった。

にしても、どうしてスタイリストに⋯？

私とメンバーの仲を悪くするのが目的じゃないの⋯？

*

目黒 side

スタイリストとして戻ってきた璃杏。

正直、そこまで好きになれなかった。

だって、何も努力してないから。

璃杏が加入した時、覚えの悪い璃杏はSnowManの足を引っ張っていた。

リハで失敗しまくってたし、歌も１人だけ口パク。

それに比べてAちゃんは、１人で夜遅くまで練習してて

俺たちに追いついてきてる。

そう言ってもAちゃんも好きになれるわけがなく、

別にいてもいなくてもって感じ。

今はバラエティ番組にみんなで出演するからそれの収録。

着替えるため、Aちゃんは別室に。

俺達もほかのスタイリストさんが持ってきたてくれた

服に着替えて、準備をする。