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深澤 side
あれから20分
めめから連絡が来た。
蓮〈見つけたけど、酷い状態。マネージャーとスタッフ呼んで欲しい。後ブランケットとかも〉
いや、どゆこと??
酷い状態ってなに?
ブランケット??
向「なぁ、なんなんこれ?どういうことなん?」
深「とりあえずわかんないけど行かないとっ」
*
You side
服は破られ、私の胸はあらわに。
そして色々な液体でベタベタ。
自分が何をされたのかも理解できなくて。
ただただ怖くて気持ちが悪かった。
岩「おいっ!!!」
目「⋯大丈、、え?」
「クソっ!」
岩「てめぇっ!!待てっ!!」
2人の焦ってる声と同時にあの男の呻き声。
胸を隠すように丸まっていると
ふわっと目黒くんの匂いがする服に包まれる。
目「とりあえずみんなに連絡しないと」
連絡をし終えた目黒くんが心配そうな顔で私の顔を覗いた。
目「大丈夫、、じゃないよね。⋯なんで、こんな所で、」
『⋯後で、話すね。』
少ししたら数人のスタッフとマネージャーが来た
マネ「お風呂行こっか。とりあえず背中に来れる?」
頷くと、背中を向け、私に毛布をかけ
小走りで歩き出した。
長い廊下を歩いてる途中、各メンバーに会うけど、
みんな私を見るなり、目が丸くなってるのがわかった。
そのあとLIVEは2時間後と発表された。
お風呂に入ると、
さっきまでの最悪な光景が一気に思い浮かんで、
気持ち悪くて仕方がなかった。
こんな体、誰も見たくないし、触りたくもないよね。
こんな時、ファンのことを考えられるのがアイドルなんだろうな。
私はアイドル失格。
こんな体で、ファンの子になんて会えないよ⋯。
*
目黒 side
深「ねぇ、あれ、何があったの?」
向「これっ、、Aが来てた服やんな⋯??」
キレ気味のふっかさんと破られた服を見て泣きそうな康二に挟まれて事情聴取。
目「俺たちが行った時にはボロボロだった。」
岩「なんか、、あいつの胸の辺りに液体でベトベトでさ。
お前たちならそれが何かはわかると思うけど、、見てて気持ち悪かったし、許せなかった。」
深「よくやった。殴って正解。」
目「正解では無いけどね(笑)」
向「大丈夫かな。A」
佐「でもなんでこんな人気のないところにいたんだ?
連れ込まれたとか?」
俺達の話に聞き耳を立てていた佐久間くんが割り込んだ。
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作者名:むーか | 作成日時:2024年3月5日 14時