ロボットのように。 (ページ22)

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*

You side

次の日。

渡辺さんは喉の調子が良さそうで、

楽しそうに、嬉しそうに歌っていた。

良かった。

宮「⋯翔太。良かったよね。」

急に話しかけてきたと思ったら宮舘さんで。

滅多に話さないからびっくりする

宮「昨日、翔太に色々言われたでしょ？」

『⋯あ、はい。』

宮「ごめんね。すぐ感情的になるから。」

''はい、これ''

と渡されたのは昨日壊された小型加湿器だった。

『⋯え、なんで⋯。』

宮「昨日壊されたんでしょ？翔太に。」

『⋯⋯』

宮「あ、ちなみにそれ、翔太から渡しておいてって頼まれたからね。」

え、あの、渡辺さんから？

渡辺さんから私に？？

なんで？？

あんなに、歌いたくないって、

私の事嫌いじゃないの？？

『っ、、あり、がとうっ、ございますっ⋯』

宮「泣くのは勘弁して⋯。先に行くよ。」

泣いてる私をポツンと残し控え室に戻って行った。

なんで優しくするのっ、嫌いなんでしょ？

意味わかんないっ。

そんなことを思いつつも心は正直で、

嬉しさが止まらなかった。

*

『機材部屋⋯機材、部屋⋯、、B、、は、ここか。』

やっと見つけた。

中に入ると、パッとあかりが着いた。

『へ⋯⋯？』

そこには撮影機材と共に、

大人のオモチャばかりが並べてあった。

どういうこと？？

そう思ってると急に後ろからハグをされた。

「はぁ、、会いたかったよ⋯、、はぁはぁっ、いい匂いっ、」

『⋯⋯え？』

20代後半位の男性にハグされている状態。

しかも、嫌なところまで触ってくる。

璃「ふふっ、お望み通り、姉さんに合わせてやったんだから、あれよこせよ。」

「はぁっ、、ふふっ、、ほらっ、どっか行けよ」

璃「ふふっ、お楽しみください♡」

璃杏は男から何かを受け取ると出ていってしまった。

『ちょっ、璃杏っ！！！璃杏っ！！！まって！！！』

逃げようとするも到底男の人には勝てなくて。

「ふふっ、逃げても無駄だよ？これから楽しもうね♡」

『あなた誰ですかっ、⋯やめてっ』

「昔からずーーっとファンだったんだよ？」

『ファンはこんなことしませんっ⋯、はなしてっ、、』

気持ち悪い、

気持ち悪すぎる。

どうしよう

『離して！！！いや！！！』

「やばっ、興奮止まらないって、、⋯⋯キス、していい？」

え？

考えてる暇もなく唇を奪われた。