15 ページ15
*
You side
向「許したも何も、Aがいじめとかするような性格やないって、気づいただけやで。」
⋯え?
深「璃杏のこと、信じないわけ?」
向「それやったら、Aのこと信じないん?」
深「なに?康二なんか変なことでもされたの?」
岩「脅されたとか?何かやられたんなら言えよ」
向「何もされてへんし、脅されてもないで。」
阿「⋯ちょっと待って、あんたはどうなの?
何か言ったらどうなの?康二がここまで言ってくれてるのに」
と、全員の視線が私へ。
あーいやだ。
この視線が本当に嫌い。
『⋯⋯向井くん。余計なことしないで?』
向「⋯え?」
『もういいの。余計壊れちゃうから、、ね?』
そう言うと俯いたまま何も話さなくなってしまった。
渡「そーゆーやつなんだって、こいつは。」
ダメなんだよ、こーちゃん。
こーちゃんまで嫌われちゃったらどうするの?
ファンの子達はそんなこと、望んでない。
せっかく、味方してくれたのに、
ごめんね?
向「やったら、、またみんなで仲良くすればええやん!」
佐「は?(笑)」
渡「さすがに無理」
宮「今更信じろって言われてもね。」
ラ「お、、俺は、協力したい、な⋯」
向「ほんまに!?!?ラウ!!」
ラ「うん⋯⋯。このままは、、嫌だし、」
深「いやマジで意味わかんない。」
阿「2人ともそういう冗談きついよ。」
岩「すっげー気分悪ぃ。」
やばい。
このままじゃ、2人が⋯⋯
だめ、そんなの絶対だめだよ。
目「どっちでもいいんで早く練習しましょ」
最悪な空気を切り裂いたのは目黒くんだった。
佐「ま、ライブ近いし。早く帰りたいしね」
岩「はぁ、、まじで気分最悪なんだけど」
渡「あー、璃杏に会いてぇ」
そう言いながら私を睨んでくる渡辺さん。
もう、どうしたらいいんだ。
せっかく仲良くさせようとしてくれてるこーちゃんを裏切る??
それともラウちゃん入れて3人で⋯⋯
いやいやほんとにダメ。
ファンのみんなが、悲しむに決まってるんだから。
深「ねぇ、早くしてくれない?」
『あ、ごめんなさい』
悩んでると既にみんなは並んでて、
深澤さんに呼ばれる。
にしても、なんでこーちゃん⋯⋯
あー、考えてもわかんないや。
本人に聞く??
どうしようかなぁ
とりあえず今はダンスに集中しよう。
516人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むーか | 作成日時:2024年3月5日 14時