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You side



向「許したも何も、Aがいじめとかするような性格やないって、気づいただけやで。」



⋯え?



深「璃杏のこと、信じないわけ?」

向「それやったら、Aのこと信じないん?」

深「なに?康二なんか変なことでもされたの?」

岩「脅されたとか?何かやられたんなら言えよ」

向「何もされてへんし、脅されてもないで。」

阿「⋯ちょっと待って、あんたはどうなの?
何か言ったらどうなの?康二がここまで言ってくれてるのに」



と、全員の視線が私へ。





あーいやだ。

この視線が本当に嫌い。




『⋯⋯向井くん。余計なことしないで?』

向「⋯え?」

『もういいの。余計壊れちゃうから、、ね?』




そう言うと俯いたまま何も話さなくなってしまった。




渡「そーゆーやつなんだって、こいつは。」







ダメなんだよ、こーちゃん。


こーちゃんまで嫌われちゃったらどうするの?

ファンの子達はそんなこと、望んでない。


せっかく、味方してくれたのに、

ごめんね?




向「やったら、、またみんなで仲良くすればええやん!」



佐「は?(笑)」

渡「さすがに無理」

宮「今更信じろって言われてもね。」

ラ「お、、俺は、協力したい、な⋯」





向「ほんまに!?!?ラウ!!」

ラ「うん⋯⋯。このままは、、嫌だし、」




深「いやマジで意味わかんない。」

阿「2人ともそういう冗談きついよ。」

岩「すっげー気分悪ぃ。」




やばい。

このままじゃ、2人が⋯⋯

だめ、そんなの絶対だめだよ。







目「どっちでもいいんで早く練習しましょ」






最悪な空気を切り裂いたのは目黒くんだった。





佐「ま、ライブ近いし。早く帰りたいしね」

岩「はぁ、、まじで気分最悪なんだけど」

渡「あー、璃杏に会いてぇ」



そう言いながら私を睨んでくる渡辺さん。






もう、どうしたらいいんだ。

せっかく仲良くさせようとしてくれてるこーちゃんを裏切る??

それともラウちゃん入れて3人で⋯⋯

いやいやほんとにダメ。

ファンのみんなが、悲しむに決まってるんだから。




深「ねぇ、早くしてくれない?」



『あ、ごめんなさい』




悩んでると既にみんなは並んでて、

深澤さんに呼ばれる。





にしても、なんでこーちゃん⋯⋯

あー、考えてもわかんないや。


本人に聞く??


どうしようかなぁ






とりあえず今はダンスに集中しよう。

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作者名:むーか | 作成日時:2024年3月5日 14時

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