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向井 side
向「今に始まったことちゃうやん。」
『そうだけどさ⋯。私のせいで、めめとラウちゃんとこーちゃんがあの場所で生きずらくなってないかってちょーっと怖かったんだぁ⋯。ねぇねぇ、私ね、みんながだぁいすきだよ?』
向「⋯⋯」
『優しいし、ファン思いだし、ダンスも完璧でさ、
んふふっ⋯、たまに、怒ってくるのが怖いだけでさ、
根は優しくてさ、、、大好きなんだぁ⋯』
向「だったら、⋯⋯なんで璃杏のこといじめたん?」
『だーかーら、⋯虐めてないんだってぇ、、あんな可愛い子にするわけないじゃーん!んふっ⋯、、、いい子だし、大好きな、妹だったよー?へへっ!』
回らない滑舌で意味わからないことを言うA。
『私たちの仲を壊すだけじゃなかったのかなぁ⋯、
璃杏は何したくて⋯、、、スピー zzZ』
めっちゃ喋るなって思ったら、今度は寝るし、
訳分からん。
パーキングにつき、車のドアを開け、助手席にA。
シードベルトを付けて、Aの家に。
ほんまなんかな。
可愛い子にいじめをするわけが無い。
妹みたいで大好きだった。
ほんまなん⋯?
あの時⋯⋯
''だから、私じゃない!!他のスタッフさんじゃないの?''
''信じてよっ⋯。''
自分も好きなくせに、璃杏に譲って⋯
''璃杏!!これ!!大好きでしょ!?食べな!?
私??いいの!!!璃杏が幸せなら私も幸せだよ!!''
璃杏が熱出した時だって⋯。
1番最初に気づいて、無理する璃杏を、叱ってたっけ。
''熱辛いねー、よしよし、薬は?飲んだ?飲まないとダメだよ!私、買ってくるから!冷えピタに、ポカリ、あとは、、ゼリーとかか!!''
それに、璃杏がストーカーされてる時だって、
自分お構い無しに犯人に突っ込んで、
全治2週間の怪我してたっけ。
''そんな謝んないで!?こんなん痛くも痒くもないから(笑)
そんなことより笑って!璃杏は笑顔がいっっっちばん可愛いんだからさ!!''
今考えれば、Aがどんな性格が、分かってたじゃんか。
可愛がってた妹みたいな存在の子に、
そんなことするわけ、ないのに。
『⋯こー、、ちゃ、ん』
寝ぼけながらヘラヘラしてる。
なぁ、何があったん???
何があってこうなってしもうたん⋯⋯
なぁ、なんでなん、、?
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作者名:むーか | 作成日時:2024年3月5日 14時