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*
向井 side
向「⋯どないした？？大丈夫？」
『あ、うん⋯。ご、ごはん、、』
フラフラと立ちあがるAちゃん。
なんか、変や。
なんでこんな、今にも死にそうな⋯。
ご飯を用意してくれるAちゃんは、
色々失敗ばっかりしていて、
しまいには泣いてしまった。
『ごっ、ごめっ⋯、こーちゃっ、、』
抱きついてくる。
いつもより抱きしめる力が強いんは気のせいかな？
ほんま、どうしたん⋯
あれから次第にAちゃんは無理して笑うようになった。
俺とのデートも断るし、
毎日欠かさずしていたちゅーも、
Aちゃんからはしてこなくなった。
*
向「俺の事、嫌いになった？？」
俺は不安で仕方がなて、
つい、聞いてしまったんだ。
『っ！！！』
『そんなっ、嫌いになんてっ、大好きだよ、こーちゃんっ、
ほんとに好きだよ？』
ごめんね？と頭を撫でてくれた。
俺も 変なこと聞いてごめんね と謝って抱きついた。
なんで、この時気づかなかったんやろ。
Aちゃんが、こんなにも苦しんでたのに。
*
目「で、それ大丈夫なの？」
向「全然大丈夫じゃあらへんよ⋯⋯」
冒険少年での収録後めめに相談をしていた。
向「ほんま、もうどうしたらええのかわかんない⋯」
目「泣くなってー、」
向「やっぱり、俺の事嫌いになったんちゃう⋯？
言えないだけで⋯⋯」
目「お前が信じなくて誰がAさんを信じるんだよ。」
目「今１番そばにいてやれるのはお前じゃないの？」
向「⋯⋯うん。ありがとう、」
めめはやっぱりヒントをくれる。
相談してよかった。
ほんま、ありがとう。
*
向「ただいま！」
あれ？？
なんで、電気ついてないん？？
向「って、靴が、ないやん。」
こういう時の勘は、ほんまにあたんるよ。
向「っ、A！！！」
急いで色んなところを探す。
向「っ、、どこ行ったん⋯？」
あ、電話しよ、
電話して、一応LINEも入れとかな。
でも、いつになっても俺の着信音だけが響いていた。
向「いややっ、、⋯Aちゃっ、、、いやっ、、」
溢れ出てくる涙が止まらなくて、
拭っても拭っても余計溢れるだけ。
リビングに戻って、ぽつんと座ってると、
１枚の紙を見つける。
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作者名：むーか | 作成日時：2024年2月27日 17時
