私の彼氏は犬系ですか⋯？ (ページ2)

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向井 side

『ほんと、、、そういう所！！ずるいっ！！⸝⸝⸝』

こうやって可愛く照れるから虐めたくなるねんな。(笑)

『って、康二くん！時間！大丈夫！？』

時計を見ると既に8時過ぎ

向「はぇ！？やばない！？！？」

急いで準備をする。

『こーちゃん、今日帰り何時か分からない？？』

向「んー、ドラマの撮影もあるからなぁ、、分からへん、ごめんなー？」

『こーちゃんが謝ることじゃないよ！！分かった！！』

そんな会話をしてるとこーちゃんのスマホから着信音と

''ふっかさん''の文字。

向「んもー！今準備してるって！ちょっと出てくれへん！？」

えぇ！？！？

私！？！？

『え、メンバーさんだよね、？私が出るの！？』

向「お願い！！」

私会ったことすらないのに！？

そう思いつつも応答の文字をポチッと押した。

深「やっとでた！！出るの遅い！！みんな待ってるよ！？」

『あ、あのー⋯、いつも康二くんがお世話になってます。』

深「え！？」

まじかよ！？とかがち！？とかえ！だれ！？とか

周りのメンバー？さんの声。

『あ、、、えーっと⋯康二くんのか、彼女？です』

深「やっぱりそうっすよね！？わ、はじめまして！！」

『あ、はじめまして！』

深「じゃなくて、康二代わって貰えます？？」

『あー、こーちゃん今服選んでて⋯、ちょっと待ってくださいね』

深「こーちゃんだって！！！(笑)」

あ、言ったらまずかったかな⋯、

向「やっと決まった！！お待たせー！！」

深「やっと来た！！康二早く来いよ！みんな待ってる！」

向「ほんまごめんて！！すぐ行くわ！！」

深「おう！早く来いよこーちゃん^^ じゃ、またね！」

プープーとなるスマホ。

向「こーちゃん⋯！？って今それどころちゃう！！」

『こーちゃん！！ぎゅーは？』

向「言われなくてもするよ！！(笑)」

ぎゅっと大好きな匂いと大好きな人に包まれる。

『んへへっ、こーちゃん気をつけてね。大好きだよ』

向「おん！！俺も大好きやで！じゃ、行ってきまーす！」

行ってらっしゃいと手を振るとブンブンとドアが閉まるまで手を振ってくれる。

ほんと可愛いなぁ⋯、、今日はこーちゃんの好きな

こーちゃんママ直伝青椒肉絲を作ってあげよ！！

『喜んでくれるといいなぁ⋯』