私の彼氏は犬系ですか⋯？ (ページ1)

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犬の日ページ1

*

康「んんー、どこ行くん。行かんとって」

『こーちゃん、もー朝だから起きないと。』

康「こーちゃん、まだ眠いねん。」

目をスリスリしながらもへへっと笑ってる

The トイプードルが私の彼氏、向井康二だ。

これは、私だけが見れる朝のこーちゃんでほんとにかわいい。

『こーちゃん、私パン焼くから今日はコーヒー担当してくれない？』

康「んー！ええよ！！あ、⋯おはようのちゅーは？」

こーちゃんは元気かと思ったら物足りなくなって

すぐに耳としっぽがショボン⋯としてしまう。

ちゅっと軽く可愛い唇にすると

よっしゃ！今日も１日頑張りますか！とコーヒー豆を準備していた。

『こーちゃんからはしてくれないの⋯？』

そう私から甘えてみると

はむっと私の唇を奪う。

康「今日遅刻してまうて⋯、今度そんな可愛くしてきたらタダじゃ置かんからな。」

そう言っていつもの通常運転に戻る。

もう、ほんとにこういう所だよね。

可愛いかと思ったら、急にキュンキュンさせてくるし⋯。

こーちゃんの寝癖が目立つ可愛い後ろ姿を眺めてると

Aちゃん！と呼ばれた。

『どした？』

康「どした？やないねん！！パン！焦げるて！！」

『うわっ！そうだった！！もー！こーちゃんのせいじゃん！』

康「え！？俺のせいになるん！？」

『かっこいいのがいけないんだよ！もう！！』

康「⋯⋯ほんまに、、ずるい子やわ。」

ぱんっ！と2人で手を合わせていただきますと呟く。

向「こないだ現場でジャム頂いたんよ！俺それにするけどAちゃんはどーする？」

『私もそれがいい！！』

向「んふっ、りょーかい！」

塗り塗りさせて下さいね〜とパンに向かって言う康二くんは
めっちゃ可愛くて、私がこんな可愛い彼氏を貰っちゃっていいのかとたまに不安になる。

向「そんな見ぃひんといて！恥ずかしいやろ！」

『朝からちゅーってしてきたの誰ですか！』

向「俺です！(笑)」

康二くんが一生懸命塗ってくれたパンを食べると私が好きなあっまいジャムが口の中で広がる。

『んんー！！めっちゃ美味しい！！』

向「ほんまに！？」

俺も食べよ！と康二くんも一口。

向「んはっ！これ美味いな！？(笑)」

『ね！！甘くて美味しい！！』

向「これよりもAちゃんのほうが甘々やで(笑)」